環境消毒の 時と場所
低レベル環境消毒
一般環境消毒;病院レベル環境消毒(殺 黄色ブドウ球菌・緑膿菌);ブラッドボーンパソゲン(血液由来病原体)除去(殺HBV HCV HIV) 殺多くの一般細菌、但し結核菌を除く
中レベル環境消毒
特殊な病原菌に対処する限られた環境消毒―殺結核菌
高レベル環境消毒
ごく特殊な病原菌に対処する環境消毒―殺いくつかの芽胞菌、C-diff含む
環境消毒は説明図の様に分類されます。病院レベルでは黄色ブドウ球菌と緑膿菌の除去、血液由来病原体の除去が可能なものを使用します。この低レベルの環境消毒は手術室を含む病院内の全ての施設に有効です。但し、手術室は病院側の要請によって、中レベル環境消毒が行われることもあります。
入院患者に下痢が発生し、C-diffが原因であることがはっきりしたり、場合によっては疑われる場合は、高レベルの環境消毒が必要になります。限定的に使用し、作業後は必ずリンスが必要になります。