おはようございます。




この夏。うちの坊主達、あるもののデビューをしました。それは、
レトルトのカレーとカップラーメンです。


昨年同様、同じキャンプ場に行った我が家。夜はいつもどおりBBQをし、飯盒で多めにご飯を炊いておきました。
翌朝、お鍋にお湯を沸かし、普通に、何の躊躇もなく、レトルトの袋を投入した瞬間・・・。
子供たちが、


「あああ~~~~っお母さん、何やっているの!!、開けて入れなくちゃダメでしょ!!」



と、ダメだしが。
え?何で?これじゃダメなの?と私の頭の中はハテナでいっぱい。
でも次の瞬間すぐに理解しました・・・。



そうよ、私、レトルトの袋をこうやって家でやったことないかもしれない・・。
もちろん、すぐさま状況説明をし(そんな大げさではないと思うのですが・・・)これがカレーになることを何度も言ってきかせました。そんな事は信じられないといった面持ちの坊主達。




ず~~~~っとつきっきりで作業を見守り、レトルトの封を開けた瞬間、カレーが出てきたことに感嘆の雄叫びをあげていましたよ・・・。ハズカシイ・・。
しかも、食べてみなくちゃ分からないとばかりに、口に入れた最初のひとことは、
「お母さん、これ、カレーだよ!何で??」




そ、そういうものなんです・・・。
レトルトごときで朝から盛り上がれるウチって我が家だけかもしれない・・。
もう少し、いろんな経験をさせなくちゃダメだねーと夫と目を合わせました・・・。





そして、もうひとつ。カップラーメンも、我が家では子供には食べさせていなかったもののひとつでしたが、夏休みの昼食に、もうどうにもこうにも作る時間と食欲がマッチするものが思い浮かばず悩んでいたところ、これまた夫が、
「カップ麺でもいいんじゃない?」と。



ええ~~?大丈夫かな~?(何がって話ですが・・・)と思うより早く、子供たちの歓声が上がりました。
「やったー俺たちもカップラーメンだって!!食べられるんだって!!」



・・・・・そんなに嬉しいのか?



そうかそれならば・・・と違う種類のカップ麺と作り置きのお惣菜を出したところ、もくもくとガツガツそれはそれは嬉しそうに食べておりましたよ、ええ、カップラーメンの方を・・・。




「すっげぇ旨い!!おれ父ちゃんが食べているのを見て、いつか食べたいって思っていたんだよ!!」と。
そうなのぉ~??



手作りのお惣菜よりもいいのかぁ??と少々悲しくもありましたが、何にせよ、手抜きをしてもいいのよぉ~と神様が言って下さったようで、そちらの方が母としては嬉しい(笑)








話はうって変わって・・・。
我が家は清水建設のCMが大好きです。首都圏では普通に流れていますが、全国ではどうなんでしょう??
子供たちがダンボールで思い思いに何だかよくわからない建築ブツを作るあのCMです。
いろんなもの作っちゃおう!!のやつですよ。




それをいつも釘付けに見ている男二人・・・。
このCMを見ると必ず長男が「おれもこういうの作ってみたい・・」



マジで?!





そして、長男が最近よく言うセリフ。
「おれ、一番がいい」





マジで?!





・・・
「で、でもね、中学もいいところ行くと頭のいい子がいっぱいいてさ、ライバルがいて楽しいよ~」
とか言おうものなら、
「俺は常に一番でいられるところがいい・・」







う、う、う~~~ん。中学受検すれば、一番は無理だし。
理想を高くして、やっとの思いで入れた中学で苦労するよりも、公立中で様々な体験をしたほうが、この子は伸びるかも?
・・・との思いが。






中学受検を視野に入れていた我が家としては、かな~りがっかりな発言ですが、そこはそこ。いつ気が変わるかわからないのもこの年代。



そして、そして・・・。
長男の特性を考えた場合・・特に際立った突出するものは皆無なのだけれども、何でもまんべんなくこなせる・・といわゆる「オールマイティ」な面があるため、中学受検すれば様々な分野が伸びるのになぁと思う反面、そんなに数理が好きでものづくりが好きなら、いっそのことそっちいっちゃう?!とも思えてきて・・。



この発言。多分、分かる人には分かるんでしょうが、如何せん、まだ三年生なので・・・。




ただ本人はもう技術者or研究者になるつもりでいるようです・・。
どこまでも、どこまでも、親の思う通りにはなりませんね・・。




道は数多けれど、必ずや自分の思う道に乗れないこともあります。そこからどうやって軌道修正していくか・・・。言葉少なで見守っていければいいな・・と思います。