まいにちそろばん


Z会には経験学習という絵を描く添削もあります。



添削といっても、○×で答案が返ってくるわけではありません。

経験したことを、自分の表現で相手に伝えるという学習のねらいがあります。ですから、返ってきた答案を見ますと、細やかに絵を解読してくれてるのがよく分かります。


りょうの場合、絵はド下手です!ですが、毎月毎月、どんな絵を描こう?と経験したことを思い出し、それを絵に表現するという過程において、だんだん上手になってきたと思います。


絵を描く前提で経験をするのですから、経験をしている最中にでも、どんな絵をかこうか考えておく必要があります。


絵にしやすい場面、描くのが難しい場面・・・。

経験が終わった後はすぐにでも絵を描かせます。でも本当に、相手に自分の気持ちや思ったことを伝えるのが苦手なりょうなので、最初のころは(いえ、現在でもかな?)どういう風に書いたらいい?と何度も相談されました。


幸い、私は絵がめっちゃ得意なので、こういう風に描いたら?とアドバイスをするのですが、初めの頃はそのマネばかりで提出をしていました。



でも半年を過ぎた頃から、下手くそでも相手に伝わるんだということが分かってきたらしく、下手は下手なりに表現出来るようになってきました。

そうなんですよ、相手に伝える事が大事なんです!言葉でも、絵でも、表現でも。



今月のテーマは「ぺったんぺったんおもちつき」と「ふしぎなすみながし」でしたが、どちらも材料が家になかったのと、今月は味噌作りをしたので、その経験を絵に描いてもらうことにしました。


テーマというのは必ずこれをやらなくちゃいけないということではなく、その季節に合うテーマをZ会が提案してくれているという風に私は解釈しています。

実際、テーマとは違う絵を描いて、否定的な事を言われたことはありません。



さて今回の味噌作り。子供達には、煮た大豆を大きなビニール袋に入れて足でつぶす作業と、味噌玉をカメにぶつけながらいれる作業を手伝ってもらいましたが、どちらを絵に描いたと思いますか?


何も私に助言を求めずにりょうが書いた絵は、自分が大豆をつぶす場面でした。



絵が下手過ぎて私にはわからなかったのですが、本人いわく「大豆が熱くて、あっつい顔をしている事」「大豆がつぶれているのとつぶれていないのとがあること」を表現したようです。



このテーマにそった学習なんですが、毎回毎回子供はやりたがります・・・。でも、墨汁もないし、ましてはもち米なんて買う予定もありません。まぁもち米くらいなら、餅つきの経験学習をやったあとは、おこわにして消費できますが、墨汁はどうしましょ・・・。


そんな感じなので、一緒にやる親としては結構憂鬱なんです(T_T)



ああ、来月のZ会がもうすぐ届く予定です・・・。今度のはなんでしょう・・・。どうか、簡単なのにして下さい!