これもあるあるですよね。

気持ちばかりが先にたってしまったパターンですかね。

 

そうですね・・・。

真ん中の年の私の意見としては、一概に否定はできないです。

どちらの立場的にも、です。

 

振り回されるスタッフの気持ちも、同じ経験がある私にとっては痛いほどよくわかります。

また、こうあるべき、と、理想を追求したい上司の気持ちもわかります。

 

一般的に言われることは、

会社にはアーティストとプロデューザー、両方いるのが良いとされていますよね。

 

何かを創造して開発をする立場の人(アーティスト)、

それを実現、広めるために、現実的に計画して組み立てていく人(ディレクター)

です。

 

片方に寄りすぎると、相談の内容のように、絵空事で終わってしまう可能性が多いのかもしれません。

ですので、アーティスト要素が強い人がいる場合は、優秀なプロデューザーが必要だ、ということになります。

 

私は理想を掲げるのは悪くないと思っています。

理想が現実になれば、(ある意味)ハッピーになるからです。

 

だけど、なかなか現実にはそうはいかないから、

理想に近づくためにはどうしたらいいか?

一つづつミッション(目標)をクリアしていく。

それしかないと思っています。

 

通常業務<目標<理想(夢)

 

私は、目標のクリアの積み重ねが理想に近づくと思っています。

ただ、理想は理想であって、理想をどうしたら実現できるのかなと細かく考えた時に、

あまりに大きな課題に愕然とすることでしょう(笑)

 

そこで最終目標をどこにもっていくのか、が必要になってきます。

(プロデューサーの役目)

 

働く側は、何のために働いているのか、どこを目指して働いているのかがわからなくなると、モチベーションが明らかに下がります。

 

仕事をどんな頑張ったとしても、

何もやり遂げられた達成感もない上に、評価もされない、どこに向かっているかもわからない、のであれば、優秀な人材が会社を離れていってしまう可能性もあるからです。

 

相談者様が、上司の考えを理解し、プロデューザー的立場になるのはどうでしょうか。

 

考えをまとめ、計画を立てる立場に回れば、

嫌な雰囲気を回避し、現実的な方向へ進めるような気がしています。

 

何事も経験だと思います。

気楽に、だけど、一生懸命、自分ができることは何か、

常に考えることは、自分の財産に絶対になります。

 

頑張ってくださいね!