娘たちの部活(吹奏楽)の

コンクールも終わりました。

高校生の長女にとってはこれで引退、

最後のコンクール。



学校によって、

予算的に余裕があると

楽器の数も種類も多く

そうでないと、その逆。


演奏の上手い下手は別として、

部員の数が多ければ迫力も出るけれど、

少ないと

指導者が魅せ方を工夫しているのが

よく伝わってくる。



若干の不平等さはあるものの、

それぞれが自分の学校の実情の中で、

ベストを尽くす姿に、

毎年感動する。


人間、なんでも、

やればできるんだなって、

10代の生徒たちに教えられる。



人数が少なければ、

金管の担当者が

途中パーカッションを担当したり、

そんな様子を目の当たりにすると、


やろうと思えば、誰だって、

器用に、同時に色々出来るね、

ということを

その生徒の演奏が

私の心に伝えてくれる。



本当に、子どもというのは、

存在そのものが

大人にとって先生みたいだ、

といつも思うけれど、

こういう風に

多くの子どもたちが集まる機会に

よーく観察すると、

私はいつも数え切れないくらい

彼らから、

多くのことを教えられるなあ。



だから、私たちは、

自分の子だろうが他人の子だろうが、

関係なく、子どもという存在に、

人として敬意を払いたいってとても思う。


いつも大人にとって学びを与えてくれる

貴さそのもの。



そして、大人同士が

お互いを大切に生きる姿を見せること、

心豊かに生きる姿を見せることが、

未来の子どもたちへのギフトだなあと思う。



決して

大人の思い通りに

親の思い通りに

させようとしなくても。。


大人が子どもを導くとは、

そういうことなんじゃないかなあと思う。


みせていきたいなあ。

子どもたちの未来が

今よりもっと幸せであるように。