胸ク〇が悪い。
「日本人ファースト」、「日本を」、「日本人こそ」
その発言が特権であると、知ってか知らずか。その発言が分断をあおると、知ってか知らずか。
おそらく、知った上での発言であるから、胸ク〇が悪いのだ。
「生活が苦しいのは外国人のせい」
*根拠のないデマです
外国人に厳しい政策を打ち出すことが「ウケる」。そのことに味を占め、デマやヘイトスピーチをやればやるほど支持率は上がり、物価高と賃金の低迷で日本人の暮らしが苦しくなった中で、増加する外国人が不満のはけ口となり、外国人に対する感情は「無関心」から「敵意」へと変わる。(誘導されているのだから、まんまと流されてはいけない)
高市政権は、ヘイトスピーチを規制するどころか、これまで以上に厳しい管理体制を示したり、虚像の敵をつくり人気取りをする始末(「台湾有事」発言の謝罪すらないまま)。
強制送還を次々行う一方、在留資格のない人の運転免許の取得・更新の禁止、「経営・管理」厳格化(#推しエスニックといつまでも 資本金3,000万円ルールが記憶に新しい)、在留資格更新の手数料大幅アップなどを矢継ぎ早に打ち出す。
「生活が苦しいのはユダヤ人のせい」
*根拠のないデマです
そうやって扇動することで、国民の支持を獲得し政権を奪取したナチスと重なる。
日本国籍を持つ日本人にとっては特権であるなんてわざわざ考えることのない「在留資格」だが、在留資格がない場合、あらゆる権利を否定されてしまう。
働く権利、健康に生きる権利、将来に希望を抱く権利、家族と一緒に暮らす権利、学ぶ権利……
この書は、基本的人権まで実質的に否定された在留資格のない*仮放免の子どもたちの証言をもとに丁寧な取材を試みる。
そこには、日本の難民認定率の低さ(*2025年は、11,298人が難民申請を行い、認定されたのは187人。2024年に成立された入管法改悪以降、難民申請で3回目も申請が通らない場合は強制送還も入管の差配で決まる)や、国や法の排外的な姿勢が浮き彫りとなる。
在留資格のあるなしにかからわず働きたい、学びたいをという想いを根こそぎ奪い、「子どもの権利条約」、「国際人権条約」、「日本国憲法」までをも蔑ろにし、ただただ排除していく恐ろしい国、日本。
「犯罪者」のイメージがある「不法滞在者」(観光ビザで来て、在留期間が来ても働いている人たちなど)ではなく、在留資格が与えられない人など、本人に非がない場合も多い「非正規滞在者」の存在をちゃんと知ってほしい。
かれらは、夢を持つ希望さえ奪われ、家族をバラバラにされ、ヘイトと排外主義の嵐に晒される。
不条理な現実を直視し胸が締めつけられると同時に、やるべきことといえば嘆くことではなく、すべての人にとって暮らしやすい社会に変えていくことが大人であるわたしたちの責任なのではないでしょうか。
それでも排除していくというのならば、次は自分にその番が回ってくるということを覚悟しておいた方がいい。
今の日本では、隠さなければならなかったかれらの名前とすばらしい笑顔を、だれしもが安心して暮らすことのできる来たるべき社会で、名前も顔も隠す必要のない続編を待つ。
大人ども、失うな、想像力を.ᐟ.ᐟ

*仮放免(かりほうめん)=超過滞在(オーバーステイ)や難民申請が不認定になるなどの理由で、収容令書または退去強制令書の発付の対象となった外国人が、一時的に収容施設の外で生活することを認める制度。ただし、在留資格は付与されず、就労禁止・移動制限(他県を跨ぐ場合はその都度入管に要申請)・国民健康保険の加入不可など、人権を無視した厳しい制約が課される。在留資格を持たない親のもとに生まれた子どもは、同様に資格を持てないことが多い。
*引用HP:難民支援協会 @ja4refugees
日本の難民認定はなぜ少ないか?-制度面の課題から | 認定NPO法人 難民支援協会
『仮放免の子どもたち 「日本人ファースト」の標的』池尾伸一(講談社)2026/1/20
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