ついに完結です。


1~3巻まで出揃いまして。


1巻と2巻はもうとりあえず目を通しましたので…


先日届いた第3巻を読み始めたいと思います。



…自分が哲学的な本たちに出会ったのは、


遅くて大学に入ってからです。


しかも現代思想から入門しました。


当別冊宝島の「現代思想入門」「現代思想入門2」に


触れる機会がありまして…


しかも大学で哲学や思想が好きなおじさんたちに


出合えて手解きしてもらえたことが大きいですね。



ただ、一番自分にとって転機となったのは


竹田青嗣さんの『自分を知るための哲学入門』を読んだことでした。


「複眼思考」を始めて実感して、


実際に頭が痛くなったあとに視界が開けたというか…


脳の使い方が変わったことを覚えています。






…そうなんですよ。


意外と音楽の分野の本って、


哲学的なキーワードがわからないと


きちんと読めない本が多いんですよね。


特に美学関係の本はずばり哲学そのものでした。


で、キーワードだけでなく、


実際に哲学的な頭の使い方に慣れていないと


内容が理解できないような本も多い印象です。


だから音楽(特に西洋クラシック音楽)の畑の人は


本を読むのが嫌い、理論が嫌いな人が多いのかなという気がします。


結局、「哲学の本が読めるくらいでないと音楽の本は読めない」


ことがすごく多いと思います。


なので音楽畑の人が本を嫌いな人が多いのは


わかる気がします。


閑話休題。








…ということで、久しぶりに哲学関連の本で


話題の本です。


読んでいきたいと思います。


哲学史って、たまに読み返すと


新しい発見がありますし、脳のトレーニングにもなります。


慣れればいいことしかないので、


早く読み進めたいと思います。


いやー、第3巻、本当に楽しみです。