こんにちは。


もう少しこの話題を書こうと思っていましたが、予想外の疼痛がきてしまって、遅くなりました。


既にネットなどでご存知の方もかなりいらっしゃるのではないかと思います。


8月6日、日本東洋医学会から、「漢方薬の保険外しに学会危機感」というタイトルで、同学会から重要なコメントが発表されました。


漢方薬を国レベルで保険診療から除外しようという動きが最近になって、内閣府や財務省などの会議で行われているらしい。


これに対し、日本東洋医学会は、医師が患者を診察して処方する漢方薬と、市販の漢方薬には違いがあり、患者さんの心身を総合的に診る医師は漢方薬がないと治す力を発揮できないと主張しています。医師が漢方薬を処方することで、他の高額な薬剤の使用を減らせるため、患者さんの自己負担や国の医療費を削減できるほか、医師が処方する漢方薬を適切に使用すれば患者さんのQOL(生活の質)が改善されるとして、保険適用の漢方薬と市販薬を上手く使い分けるよう呼びかけています。


漢方薬の保険外しについては、過去にも何度も事業仕分けで取り上げられ、この日本東洋医学会をはじめとする関連学会宛てに、短期間に漢方薬の保険外し反対の署名が集まり、結果的には現在まで漢方薬の保険適用が行われているといった状態に至っている。