こんにちは。東京は良い天気となりましたが、今朝はこの冬一番の冷え込みになりました。

痛みは相変わらずですね。

今日は日記として、大震災と故郷について書きました。あまり医療とは関係ない部分が多いので、読むのが苦痛な方は読まなくてかまいません。

辛いことを思い出してしまうから…。

明日で阪神淡路大震災から19年が経過しようとしています。

また、東日本大震災から2年10ヵ月が経過しました。

さらに、東京伊豆大島の集中豪雨による被害から3ヵ月が経過しました。

私も今から約9年4ヵ月前、新潟県中越地震を経験しました。

震源地である長岡市に隣接している川口村で震度7を本震で観測しました。自分は当時、震源地から約70km離れた新潟市内の専門学校の教務室にいました。

2004年10月23日の17時56分、本震時の震度は6弱。その後の1時間以内で震度6弱の余震が少なくても立て続けに5回はあったと思います。

全員とは言いませんが日本人は、過ぎたことを忘れてしまう感覚が強いように私には思えてなりません。

一見、医療とは無関係と思われがちで思われるますが、この事実を後世に残していかなければならないと感じています。

タイトルで故郷と言う言葉を入れましたが、これは、東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故について、未だに原因のすべてが分からない状況の中で、東京電力は昨日、経済産業省に対し、向こう10年間の新たな事業計画を提出し承認されたことです。

東京電力は、今年の7月から新潟県の柏崎刈羽原発7基のうち、4基を稼働させて、来年3月の黒字化を目指すのが目的です。もちろん、この中から損害賠償の支払いや福島第一原発の事故処理、第二原発を含めた廃炉にかかるコストも含まれています。

恐らく、ここ10年の間で7基すべてを稼働させようという考えでしょう。その黒字化を軸に今後10年間で電気料金の値下げを新たな事業計画に織り込んでいます。

私は、まだまだ東京電力がやらなければいけない企業努力がたくさんあると思います。社長や取締役などの人件費は通常の会社と比較して、まだまだ高いと感じます。

新潟県中越地方は平均5~10年に1回比較的大きな地震が発生し、小さい地震も頻繁に発生しています。正に地震の巣が存在していることは、あまり知られていません。

昨日、早速新潟県の泉田知事が東京電力の新たな事業計画に対して、「絵に書いた餅だ」と切り出しました。さらに「福島第一原発の事故の真相を説明出来ない会社に原発再稼働を言う権利はない」とさらに説明を加えまし
た。

原子力規制委員会も、柏崎刈羽原発の稼働についての結論はいつ結論を出すか、不明としています。

しかし、もし万が一原子力規制委員会が再稼働にゴーサインを出したら、最後の権限は泉田知事の一言にかかってきます。

話は変わりますが、沖縄県の仲井間知事が、昨年末の安倍首相との会談で、普天間から辺野古への基地移転に賛成承諾したことは皆さんもご存じかと思います。その背景には沖縄県への補助金を当初より増額したことが大きいと思われます。要するにカネで仲井間知事は県外施設から大転換を強いられたのだろう。ましてや腰痛などの病気で心労がかなりあり、今度の19日に行われる名護市長選で、辺野古基地移転賛成を主張する自民党推薦の候補者である末松文信氏を応援しています。一方、現職の名護市長である稲嶺進氏はあくまでも辺野古基地移転に反対を崩していません。沖縄がアメリカから返還されて60年。何時まで日本はアメリカの奴隷で居続ければ良いのか、現在の安倍政権は、一見良く見えますが、自民党立党以来の暴走を続けています。

福島県出身の方は、未だに全国47都道府県にバラバラに避難している状態です。



私の故郷~新潟は絶対に原発稼働に断固反対です。墓もた新潟にありますからね。万が一、再稼働させて放射能汚染が発生したらと考えると…。

今日、東京電力の社長たちが顔首揃えて、午前中は柏崎市と刈羽村を、午後からは新潟県庁に泉田知事を訪問します。何度行っても無駄だと思います。福島県内に住んでいる方々も新潟の原発稼働反対の声が出ている位です。

写真は当初、山古志村(現長岡市)の風景を写真集として発売されたものを大切に保存しているものです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

賛否両論があると思いますが、明日で阪神淡路大震災から19年が経つ日に重ねて日記を書きました。