わたしが「急かした」ような形で,
会わない予定だった週末の夜,急遽会うことになった。
タロウさんは休日出勤,兼お疲れ様会(飲み会)があった。
私は昼間,ライブ(演奏する方)があり,
荷物を家に置いたり着替えたりが必要だったので
タロウさんがうちの最寄り駅に来てくれた。
どこかお散歩しながら話したい,ということだったので,
地元の神社の長い長い参道を散歩した。
15分くらい,雑談しながら歩いたところで,
ベンチに座る。
4人掛けベンチで,真ん中に仕切りあり
(ホームレスさん等が寝ないように…)。
仕切りのあちらとこちらに座るわたし達。
風邪気味で薬を飲んでいたのと,
昼間のライブ&移動疲れ,
ライブでハイになっていたこと,
薬飲んだのにライブ後に少しお酒を飲んだこと…
などなどで若干意識がフワフワしていたが,
何故こんな状態で聞いてしまったのかと
後悔するようなしっかりとした言葉で
わたしへの気持ちを伝えてくれ,
お付き合いしてください,と言ってくれた。
わたしもきちんと返さないと・・・・
と思うものの,具体的な言葉は何も考えてきていなかったし,
考えや気持ちを言語化するのがものすんごく苦手中の苦手。
(何か・・・気の利いた返事を・・・)
と考えるあまり無言,10数秒・・・(ゴメン)
「私で良ければ…」
↑精一杯・・・。
と,いうわけでめでたくお付き合いすることになった。
1杯だけ飲んでいこうか,ということで,
小さなビール醸造所兼バーで,クラフトビールで乾杯。
いつも通りの会話をして,
駅までの帰り道。
「手でもつないどこうか!」とタロウさん。
私が30歳過ぎてから関わったメンズ達と違いすぎて…
なんか尊い!!!!
離婚後,彼女ができるのは初めてらしく,
また結婚生活は15年ほどあったらしいので,
「恋愛」という感じはすごく久しぶりなので
ぎこちないと思うけどよろしく,と。
大学入って初めてできた彼氏との付き合いたての頃を
思いだしたわ。