自慢みたいになっちゃうんで 書かなかったんですが・・


息子 市の予選で 優勝できたんです。




あとはもう、目標の 関東大会に向けて

がんばって 練習しよう おー! って感じでいたんですが




なんと なんと 体育祭の練習中に

騎馬から 転落して 左手首を 骨折してしまいました。



電話がかかって来たときには

私は、引っ越し関係の用事で 山梨にいました。



本人も 「大丈夫 大丈夫」 って 言うし


「息子、元気ですし 一人で大丈夫ですから

 自分で 病院に行かせてください」 って言ったんですが


保健室の先生が 連れて行ってくださいました。



で まぁ、骨折してるとわかったので

夫に 仕事を抜けてきてもらったわけですが・・


「足が 使えるなら リレーは出ろ」 とか言ってたそうで


担任の先生から

「やめさせてください」 と言われたり(笑)。





怪我は、全治 一か月。

県大会まで ぎりぎりなんですが


時間が 経つにつれ 周りからは 

「厳しいんじゃないか」 という話が ちらほら。



でも 「関東に行く」 って 本人が決めたわけですから。


我が家恒例 年頭の書き初めで

「初志貫徹」 と 書いたわけですから・・


やるだけのことは、やる。



毎日 むくみを取る体操をしたり

元気な 右手で 筋トレを しているのを見て


私も 彼が 後悔しないように フォローの日々です。




クラブからは 「軽い練習でも いいから 来なさい」 と

言っていただけたし


私が通っている 接骨院でも

整形外科の 了解を得て 電気治療をしてみようと。



親子ともども 周りの方に 恵まれ

助けられているな・・ と しみじみ 感じています。




本当の 優しさというのは

その人が いい時だけ そばにいてくれることではなく


つらいとき 悲しいときに

支えたり、助けてくれることなんだと



また それを押しつけたり 誇示したりせず


「助けることがあったら なんでも 言って」 と

さりげなく 伝えてくれる。




彼にとっては 試練ではあるけれど


怪我や 病気 マイナスのことには 

すべて 意味がある と 私は思っているので


凹んだり、驕ることなく 努力して


自分の 今まで、積み上げてきたもの を


最後に 出せるかどうか

試されているような 気がしています。





痛みを伴わない 教訓には 意義がない


人は 何かの犠牲なしに

何も得ることなど できないのだから



しかし それを乗り越え

自分のものにした時・・・


人は 何にも代えがたい

鋼の心を 手に入れるだろう


                    (鋼の錬金術師 最終話より)