今年もレティーロ公園のブックフェアの季節がやってきました。


今年はまた、日本でいろいろ本を買う予定なのと(仕事の関係の本だけど・・・タラー)、スペイン語の積ん読が多いので(しかも新たに会いたい作家を開拓していないし!)、私は自分の予定は入れていません。


でも、娘にも作り手に会える楽しみを知ってほしいなあと思って、去年から娘用の作家のサイン会もチェックしています。


それで、今年は、娘用にPedro Mañas を選びました。


 Pedro Mañas はこちらの小学校低学年に人気のファンタジー小説家です。


今年娘が一番多く読んだ作家で、まあ今年が一番ハマるヤマかなあとも思ったからです。


それで、サイン会はお昼時なので、ちょうど読み終えたAnna Kadabra Legendarias を抱えて、ピクニックをするつもりで言ったなら・・・


なんとこのサイン会には番号札が朝一番から配られていて、私たちは時間前に着いたのですが、すでに番号札は配り終えた後!!


大混雑でした。


番号札の告知は本屋のインスタグラムにしか載せていなかったみたいで、ブックフェアのサイン会の案内にはそんな情報はありませんから、私たちと同じ、小学生の子どもを連れたファミリーが炎天下の中、もしかしたら番号札がなくてもサインしてもらえるかと行列。


我が家も白猫君は実に2時間ほど、並んでくれました。


サインはおそらくできないから帰ってくださいっていう連絡は何回かあったんですけど、我が家は列の比較的前だったので、行くに行けず・・・。


回りの大人は、朝一番から番号札を渡してその人たちは自由に過ごせて、サイン会の時間に来た人にサインしないっておかしいって文句をたくさん言っていました(私もそう思う!)。


ま、その間に、同じことを考えた親友ちゃんと別のお友だちファミリーに会って、娘は遊んで待っていましたけどね・・・。


で、結局、番号札を持っている人も全員サインしたわけでもなくて(お昼時で、暑くてめんどくさくて戻って来なかったんだろう・・・)、結局残って並んでいる人に、時間外なのに裏のベンチでサインしてくれることになりました拍手拍手拍手


こういうところ、作家も慣れているというか、人気商売というか、みんながみんなこうじゃないと思うけど、対応が柔軟です。


私が好きな作家はマイナーで、並ぶのもほとんどありませんから、番号札が出るほど人気作家のサイン会に行ったのは初めてでしたが・・・そういえば、裏のベンチの行列を何度も見たなあと思い出しました。


作家によるだろうけど、こういうこともあるんだわ・・・魂


というわけで、2時間以上並んだ後、無事サインをゲット。


イラストの人と2人組で、サインとイラストまで書いてもらえたので、子どもたちは感激していました。