私は小学校1、2年生の頃、このちいさいモモちゃんのシリーズを夢中になって読んだ記憶があります。


シリーズの全作が学校になくて、ため息をついていたことまで覚えています(でも、その後、読もうと思ったことはないので、最後までは読まずじまいでしたわ)。


もう内容もあまり覚えていませんでしたが、お話の感触は覚えていて(というか知っていて)、娘もきっと好きだろうと思って、一時帰国の時にこの本を入手しました。





私は1年生の時、確かに自分で夢中になって、この本を読んだんですが、娘は「ママが読む」というので、まずこの本の読み聞かせをしました。


このちいさいモモちゃんの最初の本・・・


何と言うのでしょうね。


すごく時代を感じる文章(言葉)もあるのですが、ふとした拍子に普遍的な子どもの描写が現れて、そういうところは今でも変わらない"子ども時代"の描写で、リアルな場面とファンタジックな場面がすぐ隣にあって、やっぱりいいなあと楽しく読みました。


ああ、こういう話だったと記憶を呼び起こすところもあれば、あれこんな話だったけ?と思うところもあり・・・。


昭和の時代の子育て、子ども時代で、この時代を感じるところがもったいないような、これはこれで1つの時代の記録であるという感じもあり・・・。


私が娘にこの本を読み聞かせするということに感慨ひとしおでした。