2週間ほど前になってしまいましたが、ジブリの最新作「君たちはどう生きるか」が劇場で公開されていたので、見に行きました。


最初、娘にはまだ難しい内容だから・・・と、私はあまり興味がなかったのですが、この全ての聖人の日の祝日は週の真ん中の祝日で、結局村には行かないことになったし、天気も良くなかったので、急遽映画を見に行くことになりました。


ちょうどショッピングセンターの映画館でもオリジナル音声でやっていることが分かったので、今回、映画を見るのは私と娘。


白猫君と息子ザウルスはショッピングセンターで遊びながら待っていてもらうことにしました。


オリジナル音声だからか、スペインで公開されてそれほど経っていなかったのに、観客は私と娘を入れてたった7人!!


正直なところ、祝日とは言え、こんなに少ないんだ・・・とびっくりしました。


この映画、なんとも言えない作品ですね。


はっきり言って、子どもの時にジブリの映画を見たような"こんな世界観があるんだ"という新しい驚き、夢中になって見るような感じはありません。


過去にどこかで見たシーン、過去でどこかで見たような設定、すごーくデジャヴがあって、ちょっと表現がグロいというか、なんというか・・・。


似たようなシーンは、以前よりいいシーンばかりだ?と思ったし、以前の語られなかった設定に説明を加えている?と思ったのですが、


なんて言うか、それよりも年がいくと、脳の創造性はこんなふうに歪むのかというか、こんな風になるんだ〜・・・と変な気持ちがしました。


私は、自分が子どもの頃見たジブリ映画のワクワクハラハラが懐かしい・・・。


けど、巨匠としては、これ以上商業的成功を目指してエンターテイメントをする気がなかったのかな。


そんな気もしました。


ま、でも、2時間、私は全然飽きませんでしたけどね。


娘は怖くはなかったそうですが、後半はちょっと集中が途切れていたかな・・・?


娘は一応ジブリ映画を見ているんだけど、なんじゃこれ!?と思ったのかもしれません(でも、最後まで見るうちの娘・・・)。


面白いのか、面白くないのかも私はよくわからなかったけど・・・(興味深くはあった指差し)、もう1度見たいかというとそれも微妙な気がしました。