娘が生まれてから、私はほとんど日本語で話していますが、娘の発話の日本語率はとても低いです。

日本にほとんど行っていないし、環境的に私とずっといるわけでもなく、さらに私にスペイン語が通じるので、そんなものなのかな。

私の言った日本語はきちんと通じていて、それをスペイン語にして返してきたりすることで、確かめられています。

それで、やっぱり、言葉は使ってナンボ。

一方通行では困るよね・・・と思っていました。

今まで、割とそのままズルズル来たのは、まず、スペイン語と日本語の発話のレベル差が大きかったこと(私としては、大きすぎると思った)。

娘は長いこと、日本語でよく使う単語は日本語(でも、単体で使うことが多くて、あんまりスペイン語と混ざっている感じには受け取らなかったし、数は少なかった)という感じで、日本語では一語文の期間が長かったです。

逆にスペイン語は、回りのモノリンガルのお子さんに比べても早い方でした。

それで、どんどん、スペイン語と日本語の発話レベルが開いていく・・・。

その時点でも、私がスペイン語がわからなかったら、そんなに差が開かなかったのかな〜と思ったりしますが、言葉が発達する上で、(日本語を強制して)娘の喋りたい自発的な意欲を削ぐのもなあ・・・と思い、もう少し日本語が自然に発達するのを待ちたい(発達するかわからないけどチュー)気持ちもあり、そのままでした。

同時期、私が仕事で忙しく、娘といる時間が物理的に少なかったというのも、娘のスペイン語が進んだ原因であり、私が動かなかった理由でもあります。

その間、日本語の歌と日本語の絵本の読み聞かせだけを徹底していました(スペイン語の絵本もあったけど、なるべく日本語の絵本でした)。

それでも、少しずつ日本語で二語文が出てくるようになり、いくつか日本語で言わないとママはやらないよという定型の表現を使うようになり、夏前くらいになると定型の表現を応用して言ったりもするようになりました。

そんな中で迎えた夏。

娘のスペイン語のおしゃべりがまた一段と進んで語彙が増え、絵本の影響や日本語のビデオの影響と思われる日本語の発言や私の日本語のリピート率が増え、私といると自然と日本語率が上がる(って言っても、ちょっとだけだけど)・・・。

そろそろ好機かな〜・・・キラキラ

娘に「ママとばあばの言葉で話そうか。そうしたら、日本の従姉妹たちともおしゃべりできるようになるよ」と言うと、「そうする」というので、とりあえず、まず娘が私と2人で会話する時、日本語で会話するよう促すこと、その時、スペイン語で言うとわからないフリをすることを始めました。

保育所の行き帰りは日本語の歌ではなく、見えるものを日本語で言う練習です。

さて、どうなるでしょうか?