今日は、親子間の金銭問題に触れながら、コミュニケーションのコツを書いていきます。
親子関係はお互いに遠慮がなくなったり、親と子という上下関係もあり、こじれたりトラブルになったりして解決が難しいと感じることが多くあります。
その原因の1つに
「わかってくれるであろう」という思い込みがあります。
相手が思った通りにしてくれないから「期待がはずれた」とか「どうして聞いてくれないの?」と精神的なストレスがかかります。
そんな時、相手の中にも「わかっているけど出来ないんだよ」とか「がっかりさせて情けない」などと相手にもストレスがかかっています。
親子の場合は、さらに「あなたが大切だから心配してるの」とか「私の育て方が悪かったのかしら・・・」など別の感情も混じり合います。
お互いの共通な感情として「わかって欲しい」という気持ちがあることに気が付きましたか?
そんな時、自分の「わかって欲しい」は一旦脇に置いて相手の気持ちを聴くとうまくいきます。
ある女性のお客様からこんなご相談がありました。
息子がお金を返さないから、自宅に金融機関から電話がかかってくる。私が早く払うように言うと「そんなの放っておけばいい」と怒って出て行ってしまう。
お金は払わないといけないもの。それができないなら、また私が代わりに払わないといけない。そのお金もいつ返ってくるか分からない。
お客様のお気持ちを伺っていると、落ち着かず心配で頭がいっぱいのご様子でした。
もう少し詳しくお話を聴いていくと。
息子にしっかりして欲しいという気持ちと、これから先もまた同じことの繰り返が起きるのではないかという気持ちが混在している。
さらに、支払い金額や期限などの具体的な数字も重なり焦りが生まれている状態だと気が付かれました。
状況が見えたところで焦りが和らぎ、息子さんは支払う能力はある大人であるということや、支払いを待つ時間もあると腑に落ちたご様子でした。
お話を聴いた数日後、女性から連絡がありました。
その後、やっぱり気になって息子の代わりに支払いを済ませた。息子には何にも言わずにその領収書を保管する箱に入れてい置いたら、翌日「お母さんコレ」と言ってお金を返してくれたのだそうです。
お話を聴くことでお客様の感情が整理され冷静に行動ができたようです。そして、望んでいた通り支払いもできたという現実的な変化も起きました。
お客様も大変喜んでおられました。
私も嬉しくなりました☆
話を聴くにはコツがあります。
相手の気持ちをそのまんま受け入れながら聴くことです。
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