前回の続きです。
事前報告をしなくなってきたKJについて、夫婦で話し合いました。
最近彼の様子はどうだろう?
われわれの彼との接し方で変わってきたことはないだろうか?
そして、ふとあることに気づきました。
KJはまだまだ「おしりケーション」を求めているのではないか?
1歳7ヶ月頃には「ちっち〜」「うんち〜」と事前報告が完璧にできるようになってきたKJ。
おまるやおトイレでも、自分でできることは「じぶん(でやる)!」と言うようになり、
2歳ころから自分で立ちションができるようになりました。
よし!これからは「排泄の自立」にむけていろいろ自分で出来ることはさせていこう!
そして少しずつ練習し、2歳2ヶ月ころからは余裕があるときは、自分でズボンパンツをおろして親の力を借りずに一人でおしっこできるようになりました。
親と言うのは一度出来るようになると安心してしまうもので(…というか、私が手を抜いただけだと思いますが…)、例えば夕方の家事が忙しいとき、「ちっち〜」と言ってきたら、
「ほら、そこにおまるあるから、自分でやってみて〜」と、KJにひとりでやらせようとすることが増えました。
それ以外にも、「事前報告にまかせておけば大丈夫!」と、あまりこちらから「ちっちする?」と確認もしなくなりました。
いろいろと思い当たる自分の行動の数々…。
おしりケーションで育ったKJにとって、
おしりケーションは「大切な親子のふれあいの時間」なのではないか?
自分でも出来るけど、もっといっしょにおしりケーションしてほしいんじゃないか?
他のこともそう。
自分の足でちゃんと歩けるけど、まだまだ抱っこしてほしい。
自分でおはしやスプーンが使えるようになったけど、食べさせてほしい。
まだまだ甘えていたい。
成長を願うばかり、自分でさせようとばかりしていたことを反省しました。
早く自立できるようになることを求めるよりも大切なことがあったんだ…。
KJの気持ちになると、胸が締め付けられるような思いがしました。