(アートとか占いとか一切関係ないです。
)
ではでは
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「夜更けに忍び込んだ、やけに手のかかる訪問者の話」
その夜、私は世界の終わりみたいな顔をして目を覚ました。
理由はわからない。ただ、胸の奥が妙に騒がしく、落ち着かない。夢の残骸か、それとも身体の奥底からの合図か。どちらでもよかったが、とにかく眠りはもう続かなかった。
時計を見ると、二時を過ぎていた。
人間が一番どうでもいいことを考える時間帯である。いや、違うな。一番どうでもいいことを考えてしまう時間帯、だ。
私は布団の中で、しばらくじっとしていた。
「まあ、そのうちまた眠くなるだろう」
そう思っていた。
だが、その期待は、見事に裏切られることになる。
腹の奥が、ぐるり、と回った。
それは、ただの違和感ではなかった。
何かが、いる。
そう思った。
いる、というのは比喩ではない。本当に、そこに小さな存在がいて、勝手に動き回っているような、そんな感覚だった。
私は、ゆっくりと身体を起こした。
そして、その瞬間。
「おじゃまします」
という、場違いなほどに無邪気な声が、頭の中で響いたような気がした。
私は思わず、「帰れ」と言いたくなった。
だが、その言葉は口を出る前に、別の衝動にかき消された。
胸の奥から、何かがせり上がってくる。
いや、せり上がるというより、これはもう――反逆だ。
身体の内部で、何かが決起している。
私は慌てて立ち上がり、洗面所へ向かった。
その足取りは、まるで世界を背負った英雄のように重かった。
いや、違うな。英雄はもっと堂々としている。
私はただの、夜中に突然敗北した人間だった。
そして。
内なる深淵が、ついにその口を開いた。
私はそれを、「胃の奥に封印されていた黒い魔力が、限界を迎えて現実世界へと溢れ出す瞬間」と呼ぶことにした。
……要するに、アレである。
しかし、ここではあえて言葉を選ぶ。
それは敗北ではない。
浄化だ。
長きにわたり内側に蓄積された、名もなき何かが、ついに解放されたのである。
私は洗面台に手をつきながら、荒い呼吸を繰り返した。
「ねえ、すごいでしょ」
あの声が、得意げに言った。
「ちゃんと出してるよ」
私は、心の中でつぶやいた。
「誰が頼んだ」
だが、その声は気にも留めない。
むしろ楽しんでいるようだった。
まるで、部屋に勝手に入り込んで散らかしていく幼い客のように。
その直後、腹の奥が再び騒ぎ出した。
「つぎはこっちね」
私は、うなだれながらトイレへ向かった。
ここから先は、もう人間としての尊厳を語るべきではない。
いや、むしろ語るべきかもしれない。
なぜなら、ここにこそ、人間の本質があるからだ。
その瞬間、私は悟った。
人間は、日々なにかを積み上げているようでいて、実際には「保っている」にすぎない。
そして、それは簡単に崩れる。
一瞬で。
あまりにも見事に。
腹の奥から、世界の終わりのような奔流が訪れた。
私は、それを「内なる大地が裂け、底なしの闇が姿を現した瞬間」と表現することにした。
……いや、言いすぎかもしれない。
でも、当事者としては、それくらいの衝撃なのだ。
「すごいね!」
あの声が、無邪気に言う。
「めっちゃ出るじゃん!」
私は、うなだれた。
そして思った。
この存在は、たぶん、悪気がない。
ただ、全力でやっているだけだ。
それが余計に腹立たしい。
私は床に座り込んだ。
冷たいタイルが、妙に現実的だった。
身体は熱い。
しかし、震えが止まらない。
矛盾した感覚が、同時に襲ってくる。
「さむい?」
その声が聞く。
私は、答えなかった。
答える気力がない。
「じゃあ、あったかくするね」
その瞬間、熱が上がった。
まるで、体内で何かがスイッチを入れたかのように。
私は毛布を引き寄せる。
震えながら思った。
「これ、完全に支配されているな」
「ねえ、つかれた?」
その声は、少しだけやさしくなっていた。
私は、うなずいた。
いや、実際には動けなかったから、心の中でうなずいた。
意識が遠のく。
時間が、よくわからないものになる。
夜が長いのか短いのか、それすら判断できない。
「ぼく、わるいことしてる?」
その声が、ふいに言った。
私は、しばらく考えた。
そして答えた。
「わからない」
ただ、苦しい。
それだけだ。
その声は、少し黙った。
それから、ぽつりと続けた。
「いらないもの、だしてるだけだよ」
私は目を閉じた。
ああ、そうか。
これは破壊ではない。
排出だ。
溜め込んでいたものが、外へ出ているだけだ。
その過程が、ただ地獄みたいなだけで。
「もうすこしだけ、つきあってね」
その声は、やけに素直だった。
私は逆らわなかった。
逆らう余力がなかった。
水を、ほんの一口飲んだ。
喉を通るその感覚が、やけに鮮明だった。
しばらく、何も起こらない。
「いいね、それ」
その声が嬉しそうに言う。
私は、ほんの少しだけ安心した。
やがて、あの暴れっぷりは落ち着いていった。
腹の騒ぎも、収まっていく。
「そろそろ、いくね」
その声が、遠くなる。
私は目を開けた。
暗闇は変わらない。
けれど、そこにあった気配が消えていく。
ああ、終わったのか。
私は天井を見つめた。
身体は重い。
だが、あの激しさはもうない。
あれは何だったのだろう。
ただの病か。
それとも、身体の仕事か。
私にはわからない。
ただ、ひとつだけ言える。
「人間は、自分の身体に勝てない」
それだけは、間違いなかった。
⸻
「胃腸炎の症状が出たときの具体的対策まとめ」
「① 水分補給(最優先)」
・一度に飲まず、少量ずつこまめに
・経口補水液(OS-1など)が適している
・水や薄めたスポーツドリンクでも可
・冷たすぎる飲み物は避ける
「② 食事は無理に取らない」
・吐き気がある間は食べない
・落ち着いてきたら消化の良いものから
(おかゆ、うどん、バナナ、すりおろしりんごなど)
「③ 安静」
・しっかり休む
・無理に動かない
「④ 脱水に注意」
・尿が出ない、ぐったり → 要注意
・子ども・高齢者は特に注意
「⑤ 感染対策」
・手洗い徹底
・嘔吐物・便は消毒(次亜塩素酸)
・家庭内感染を防ぐ
「⑥ 受診の目安」
・水分が取れない
・症状が激しい
・高熱、血便
・意識がぼんやり
⸻
最後にひとつ。
太宰治はこう言った。
「人間は、弱いものです。しかし、弱いということを知っているだけ、まだ救いがあるのです。」
あの夜の私は、たしかに弱かった。
けれど、その弱さを思い知ったことだけは、妙に正直な体験だった。
このお話しを聞いてくれた優しいあなたへ
このメッセージをプレゼント
☘️
「自分の価値観を大切にすること」。
人に合わせすぎずに、
「私はどう生きたいか」を選び続けていい。
その軸があると、心は不思議とぶれにくくなる
自分の価値観を持つ。
そして最優先に持つ。
それがないと、
目の前の人に合わせてしまい、疲れる。
自分の幸せが周りによって変わってしまう。
私は私。
この価値観を明確にすると、
ブレなくなる。
良いことも悪いことも、
どちらも意味があるとわかる。
価値観があれば、自分の真ん中ができる。
バイオリズムがあっても、
安定したマインドを保てる。
人の顔色を見るのは、過去の生存戦略。
でも今、それは役に立っているのか?
人に尽くしすぎると、
喜ばれるけど自分は疲れ切る。
本当に自分の価値観で生きると、
消えない炎がともる。
与えても減らない。
人によっても変わらない。
どんなに重いものでも疲れない。
削られない。
それは、自分の価値観で生きているから。
人を喜ばせるために、
自分をすり減らすのをやめる。
内側の、自分の子どもの部分の思い込みに気づく。
それを大人の価値観に変えていく。
それが「大人になる」ということ。
好きなことをしていい。
自由に生きていい。
自分の頭の中のセルフトークを変えていく。
「自分の内側を大切にしながら、
できることを重ねていく。」
それだけで、必ず道はちゃんとひらいていく。
💖
ではまた
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