美しく派手な3Dよりも,より軽い2.5Dにということで「」が登場した経緯はすでにとおり。 では,さらに軽くなる2Dゲームではどうなるかという狙いのもとに,この夏,北京完美時空網絡技術有限公司(以下,完美時空)が力を入れているのが2Dグラフィックスになった「LEGEND of CHUSEN -誅仙-」(以下,誅仙)といえる「夢幻誅仙」だ。 オリジナルの誅仙は比較的軽いとはいえ,NetBookなどの単体GPUの付いていないノートPCでプレイするには重かったのは事実だ。2Dグラフィックス化されることによって,低スペックのPC環境でも楽しめるオンラインゲームに生まれ変わった。 人気ネット小説を原作としていることは変わらず,基本的にオリジナル誅仙と同じ世界を舞台にしているので,すでに馴染みのある世界かもしれないが,門派はなぜか6種類に増えている。 正派:青雲門,天音寺,焚香谷 邪派:鬼王宗,合歓派(鈴幻衆),聖巫教 戦闘はターン制となり,ゲームとしてはまったく違ったものに変化し,パーティ単位で多対多の戦闘が繰り広げられる。ターン制となることで1回あたりの戦闘時間がかなり長くなることが懸念されるのだが,そのあたりのバランスには気を遣っているとのことで,慣れるとかなり戦闘のペースが上がってくるという。 豊富なペットも特徴の一つに挙げられるだろう。とにかく,可愛い系をたくさん用意したとのこと。戦闘画面を見ると,ペットがいることが前提みたいな布陣であり,それぞれの特徴を生かした戦略が必要になるであろう。 2D作品から3D作品に進化するゲームは多いのだが,3D作品から2D作品への流れはちょっと異伽扦ⅳ搿¥郡溃妞蛞姢欷蟹证毪瑜Δ耍胜辘违辚匹¥虮¥盲皮辏w行の浮遊感などの表現もよくできている。 クールな感じのキャラクターは一転して萌え系となり,完美時空としては,3Dだけじゃなく2Dにも対応することで作品の幅とユーザー層を広げていきたい考えのようだ。 中国では8月6日からCBTが開始され,既存の誅仙と並行して展開されていく予定だが,なんらかの形で両者をリンクさせるという考えもあるようだ。 これとは別に,完美時空では(製品展示はなかったものの)WEBゲーム作品も多数タイトルを用意。2Dゲームよりもさらに軽い環境へ対応することで,裾野を大きく広げようという方針が見える。国内の3DMMORPG市場の天井がある程度見えてきたのか,より大きな2D市場と海外展開などを睨んだ方向転換といえそうだ。 とはいえ,3Dゲームも作っているようなので,従来の作品が好きな人はご安心を。