これまで3回にわたって,映画「007」を題材にしたシネマゲームについて取り上げてきたが,今回は007ゲームの先駆者的な存在であるElectronic Arts(以下,EA)について触れていこう。 お伝えしたとおり,1997年に任天堂が発売した「GoldenEye 007」(邦題 ゴールデンアイ 007)は,北米や欧米諸国で記録的な売り上げをたたき出した。この状況を,指をくわえて見ていられなくなったのが,EAである。 今でこそEAは,「ハリー?ポッター」や「ロード?オブ?ザ?リング」「ゴッドファーザー」といった作品で,ことシネマゲームというジャンルに限れば世界でトップクラスの売り上げを記録している。 しかし,そんなEAがシネマゲームに挑んだのは,1998年にPlayStation向けにリリースした「Small Soldiers」が初めて。実は,シネマゲームに関しては後発組なのだ。 ちなみにこの作品を開発したのは,Dreamworks Interactive(現 EA Los Angeles)。EAはその後もDreamworks Interactiveと共に「Medal of Honor」シリーズの開発を行ったことで,スティーヴン?スピルバーグ監督や軍事アドバイザーのデイル?ダイ氏とのネットワークを広げることができたようだ。 007に話を戻そう。 EAは,GoldenEyeの成功を見て,007のゲームがビジネス的な可能性を秘めていることに気付いた。そこでEAは,すぐにMGM Interactiveとコンタクトをとり,007のゲーム化ライセンスを獲得したのである。 こうして,ugg,1999年にEAの007ゲーム第1弾として発売されたのが,Black Ops Entertainmentが開発を担当した「007 Tomorrow Never Dies」である。しかしGoldenEyeシンドロームがまだ続いていた時期の発売だったことや,難度がやたらと高かったことが災いし,ugg ブーツ,販売本数はEAの予想を遥かに下回るものだった。本作は日本でも発売されているが,実は筆者もクリアできていない……。 次のタイトルは,2000年に発売された「007 The World is not Enough」だ。こちらもBlack Opsが開発を担当し,今度はPlayStationだけでなく,Nintendo 64でもリリース。なお,日本では前作の販売本数が振るわなかったことが影響し,発売されることはなかった
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