雪の日に
誠実でありたい。
そんなねがいを
どこから手にいれた。
それは すでに
欺くことでしかないのに。
それが突然わかってしまった雪の
かなしみの上に 新しい雪が ひたひたと
かさなっている。
雪は 一度 世界を包んでしまうと
そのあと 限りなく降りつづけねばならない。
純白をあとからあとからかさねてゆかないと
雪のよごれをかくすことが出来ないのだ。
誠実が 誠実を
どうしたら欺かないでいることが出来るか
それが もはや
誠実の手には負えなくなってしまったかのように
雪は今日も降っている。
雪の上に雪が
その上から雪が
たとえようのない重さで
ひたひたと かさねられてゆく。
かさなってゆく。
⬆︎ 吉野弘さんの詩【雪の日に】
8時半から雪が降り始めました。
ガウンを羽織りベランダに出て
暫く雪降る街を眺めながら
冷たい空氣の心地良さを感じて
あゝ、この冷たさ
寒さを感じる事が出来るから
暖かさがわかるのだと
喜ぶ自分を少しだけ愛おしむ♡
副作用が
日により時により変わるのに
戸惑いながらも
体を休める事を第一優先にする。
氣怠さに加え睡魔が襲い
部屋の中のスペース作りに手間取る
手間取りに焦る自分を持て余し氣味。
昨日から
プレドニンが更に減薬となり
複雑な氣持ちが芽生えた。
これまで蓄積した
負の部分の残留はいつ消えるのか?
次回の検診で医師に質問しよう。
なんて
グダグダしています
*2023年2月10日12時42分・記