祇園の舞妓ちゃんが言ってました
「お姐はん、うち夢があるんどす。一度でええ、普通のデートがしてみたいんどす。」
髪を下ろしてジーパンはいて同じ年頃の男の子と普通のデートがしたいなんて泣けますよね
髪を結ってない日なんて年に何回有るかわからない位で、いつもお座敷にはおじさんやおじいちゃんばっかりで、お稽古場でも同じ年頃の男の子なんて居ません。舞妓さんでいる間は本当に夢ですね
宮川町の舞妓さんが言ってました「舞妓を途中で辞めたら二千万円払わなあかんのどすわ」
舞妓さんを1人前にさせるには色々と手間暇とお金がかかります。ですから途中で辞める時は違約金を支払うという内容の契約書を交わすそうです。
あのだらりの帯は丸帯で普通の帯より長く、家紋を入れて別注で織って貰うので時間も金額も大変なものです。
長襦袢に付ける襟はやはり特別な物で30万円から50万円します。然も2年待ちとか3年待ちとか言われます。(私も持っています(^-^)v自慢)
回想録でした