バスに乗り間違えタクシーで銀座四丁目まで
我が家からタクシーに乗った方が安くて早かった
そんなお間抜けな出だしでしたけれど、有意義な1日でした
「講」には上下関係も無く誰でも参加出来ます。 故・芝三光先生の意志を継がれた和城伊勢先生が過去の資料を整理し、本を出版したり、「講」に集まった皆さんに「江戸しぐさ」を教えて下さっています。
ここでの「しぐさ」とは「動作」のことでは有りません。しぐさは思草(思うこと、志草(志すこと)、志草(支えること)、人間の内面にある心の様子をあらわす言葉だと受け止めて下さい。
三代以上続いて江戸の生まれなら「江戸っ子」と言いますが、江戸しぐさがきちんと身についていれば地方出身でも江戸っ子として通ったそうです。
講などで一生懸命に努力をして自分をみがいて江戸っ子になった人もいる様です。
講とは簡単に説明すると教養を身につけるための人びとの集まり、また人びととの助け合いの場のことです。
江戸時代には「すべての江戸講は人を制すべからず」というお触れがあったそうで自由で民主的な会合で会則、規則は一切なかった様です。合理的な教育システムを持ち、人間関係を円滑にする役割をしていた「講」は現代に見直されるべきかと思います。
私は江戸っ子気質を持った人は皆さん「江戸っ子」だと思います
「江戸しぐさ」がどの様なことなのかは一両日中にアップさせて頂きますね
今日はそろそろみたいと思います。
おやすみなさいませ
*「江戸の良さを見なおす会」の代表・和城伊勢先生の著書の中から抜粋させて頂きました*