こんにちは

振り返ってたら、またまた長文に

なってしまいました。

本人の記録も兼ねてますのでご容赦下さい。


 12月4日 D病院初診

 紹介状もしっかり携え、D病院へ。

ホームページでいくら調べても、

初診予約の案内は無かった。

とりあえず、行ってみるしかないか。

妻も付き添ってくれた。

 

 8時直後の受付にエントリー。

呼ばれるのを待つ。

結局、13時過ぎにやっと

呼ばれる。初見殺し。ショボーン

D病院選択は間違いだったのか?

 

診察

 忙しいのか落ち着きのない感じの

若手の医師。

「どーもすいません、お待たせしちやってー。

紹介状の資料見させてもらいましたー。

ケモご希望ですねー。」医師

「ケモってなんですか?」私

「あーすいません。化学療法ですね。」

 この軽い感じの医師にこれから治療を

受けるのかと思うと不安。(後で聞いたら 

妻も同様の印象)

 

 化学療法のための入院日の日程調整。

9日入院11日化学療法開始で決定。

化学療法のおおまかな流れ説明。

アブラキサン+ゲムシタビンの場合の

副作用の説明。細かい事を聞き始めたら、

「入院したら、担当医が決まりますから、

その時色々聞いて下さい。アブラキサン

+ゲムシタビンの副作用が極端に出る人も

いるので、その適性確認しますから、

これから採血してから帰って下さい。」

 

 彼が担当医でないことに安心。

診察まで半日待たされたこの病院に不安。

1週間空くけど化学療法開始日の予定が

立った事に安堵。

 

 生命保険

 数年前に生命保険の更新契約らしきものをした。入院迄の間に、内容を書類で改めて確認してみた。

 

 ・がんとわかったら一時金

 ・入院したら1万/日

 ・がんとわかったら、その後の保険金支払免除

 

 がんなんて自分には関係ないと思ってた当時の私にしては上出来の内容。でも、記憶にないから担当さんの提案に乗っただけかも。

 いずれにしても、治療を進める上では本当に助かる!!!

 

 更新の時、「55歳までに死んじゃったら、まだ子供の教育費がかかってるはずなので、死んだ時に出るお金は欲しいです。」とは希望した。交通事故で死んじゃうかもとはその時考えた。癌は想定外。だって、父も母も健在で、自分の血縁見回してもガンで亡くなった人に思い当たらないから。

 

それと、「生命保険て、得しようとしたら早く死んだもん勝ちで、長生きするほど損するようになってるんですねー😄」なんて担当さんに無邪気に毒付いた記憶もある。

 

 担当さんに一時金の手続きのために電話して、契約内容も確認した。思ってたことの他に、なにやら、先進医療を受けた時の費用もカバーされる特約も付いているらしい。

 

 

 化学療法 1クール目①②

 最初の化学療法なので入院して実施です。1クール目の①回目のと②回目の化学療法を入院中に行いました。4人部屋の同じ部屋の患者さんも消化器科の方のようです。絶食の方、ずーっと点滴の方等、色々です。そんな中、私は3食食べて、数時間の抗がん剤点滴のみ、想像していたような副作用もなく、申し訳ないぐらいです。

 担当医は女性の若い方で、話しやすい方でした。4人部屋なので、当たり前ですが、医師との会話が他の患者さんに、丸聞こえなのに抵抗がありました。会話でどんな病状かわかっちゃいますよね。

 病院食は思ってたよりも美味しかったのですが、半分食べられれば良いところでした。担当医によれば、消化する機能が落ちていることと、腹水に胃が圧迫されていることが原因でしょうとのこと。

 腹水穿刺

①回目の化学療法の後と退院前の計2回、腹水を抜いてもらった。それぞれ約3Lを2時間かけて抜いた。急激に抜くと血圧が下がったり、体調が悪くなったり、リスクが大きいらしい。抜いた腹水の色を見せてもらった。おしっこみたいなゴールド。(3月現在の腹水の色は血の混ざった色になっている)

お腹が楽になった。でもちょっと、体全体に力が入らないような感じ。(顔が濡れたアンパンマンみたい。ニコニコ)

 耳管開放症

腹水抜いて退院して自宅に戻った日、しばらくして、耳がおかしくなった。自分の声が耳の中で響く。最初は片耳だけだったのが両方とも。

D病院の消化器内科に、妻に電話して貰う。症状を伝えて、明日にでも耳鼻科を受診させて欲しいと。

答えは: まずは地元の耳鼻科を受診して下さい。そこで紹介状を書いて貰えば、初診扱いですが、当院の耳鼻科が受診できます。とのこと。

そういう仕組みか、と呆れる。しょうがない。そういう病院を選んだのだから。文句言わず地元の耳鼻科を受診。

聴力検査の後、診察。

「今、いすに座って貰っていますが、脛と脛の間まで頭を下げてみて下さい。その後戻して」医師

「あ、治ってます。ん、でもまたなった。なったらこうすれば良いんですかね?」私

「いえいえ、根本的な解決にはなりません。漢方薬を出しておきます。この症状は耳管開放症、と言います。急激なダイエットをした方等でも発症する例があります。」

1発で原因がわかった事に感激。漢方薬は1日ぐらい飲んで、その後自然に治ったので、そのままに。飲む薬が多過ぎます。

 化学療法1クール目③

  退院後、体調が優れず、食事も1/4人前から良くて半人前が続いていました。

 1クール目③の日の血液検査は結果が悪く、(この頃は検査項目のことを良く分かって無いので何が悪かったのか分かりません)スキップとなりました。

 この頃の関心事は、便秘気味のコントロールでしたが、主治医から薬の変更指示は有りませんでした。

 翌週、スキップした分を化学療法するのかと思いましたが、元々の休薬週はそのままで、来年頭に2クール目開始との指示でした。

 休薬週 自宅で苦しむ

 ずっと便秘気味が基本だったのに、

年の瀬が差し迫った12/27日、招かれざる客、

Garyがやってきました。

それも激しいやつ。

2時間、時には1時間に1回。夜寝てる時も。

この頃、1階のリビングに布団を敷いて寝ていたので、床から立ち上がる動作がトレーニングしてるみたい。

 一度、ガスかと思ったらリキッドで、夜中にシャワー浴びる羽目になったので、予兆を感じたら一刻の猶予も有りません。ライフセーバーのトレーニングの様に、寝た姿勢から立ち上がって一気にトイレにダッシュです。自宅にトイレが2つあって良かった。1階トイレは私専用に出来ました。

 この状態が大晦日の夕方迄続きました。後半はほとんどWater Garyでした。体重3キロ減少(75→72kg、発病前83kg、化学療法開始前79kg 身長178cm)

 救急外来へ行く事も考えましたが、どうせ待たされるし塩対応だろうし、通院途中で、Gary我慢できないし、なーんてことで耐えちゃいました。

 手の甲の皮を摘んで離して3秒で戻らなかったら脱水症状らしいけど、そうなって無かったし。でも、この時好んで飲んでたのが、ポカリの水割りと三ツ矢サイダーの水割り(1:1)でした。ポカリの水割り飲むのは脱水症状の人らしいです。


ひどい長文にお付き合い下さった方、

ありがとうございました。