14日
昨日は相棒の月命日
10月は
相棒の誕生日の月
10月3日
誕生日の日に
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毎年作っていた
手作りのササミケーキ
もう
増えることのない
イリコのロウソク
1本だけ立てて
必死に抵抗したり
1年後の相棒の誕生日には
当たり前の様に
もう1本
イリコのロウソクの数が
増えると
その時は
何の疑いもなく
過ごしていました
去年
年が明けてしばらく経って
急に
相棒が黄色い液を吐きはじめ
日に日に
グッタリ弱っていった時期が
ありました
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相棒を助ける為
必死でした
まだ
5歳になったばかりの相棒が
突然
居なくなる日常なんて
考えられない
泣きながら
毎日
看病していました
元気になるよう
グッタリしていく相棒を
何度も
何度も
撫でながら
心の中で祈りました
色々調べてもらいましたが
結局原因は分からず
でも
何とか
体力も食欲も徐々に取り戻し
元の
元気な相棒に戻っていきました
あんなに
衰弱していた事が
まるで
無かったかのように
いつものように
変わりなく
過ごしていました
日頃
思ってはいたつもりでしたが
改めて
思い知らされました
その幸せの上に
あぐらをかいて
横柄にならないよう
傲慢にならないよう
慢心し付け上がらないよう
相棒と一緒に居る
幸せを
一刻一刻
大事に生きていました
それから
約10ヶ月後
突然
相棒が
未分化癌の宣告を受けました
たとえ
どんなに大切にしていたとしても
どんなに願ったとしても
どんなに頑張っていたとしても
世の中は
時には無情な時もある
今は
ただただ
自然の時間の流れに
任せて行くだけ
この先も
相棒を思い
特別な日には
亡くなった相棒の為に
毎回
何かをしてあげていくと思います
その私を
疎ましく思わず
何も言わず
相棒を思う私ごと
包み込んでくれる人が
この先
私の前に
もし
現れるとしたら
長い間
相棒にしか開く事の出来なかった
心を
もう一度人間にも
開く事ができるかもしれません
※相棒と出会った頃の写真
初めての公園