毎月14日
相棒(白ネコ)の月命日

そして
【にゃんちゃん用
お盆お迎えセット】で
初盆を迎えました

中身は
・猫ちゃん精霊馬
・真菰(まこも)の敷物
・迎え火送り火素焼きお皿(茶)  
・お供え用ご飯皿(白)
・迎え火送り火用麻がら
・ほおずき
・お供え用ハスの葉
・お清めセット(お清め塩・和紙)


【精霊馬(しょうりょううま)】
とは
牛と馬をかたどったお飾り


ナスは牛
キュウリは馬
又は
真菰を編み
牛や馬を作り飾る


ご先祖様や亡くなった者が
早く戻って来れる様に
足の早い馬に乗り

帰りは
別れを惜しみ
ゆっくりとした歩みの牛に乗る
という意味と

馬に乗り
荷物を牛に引かせて
戻って来る説がある


でも
猫は牛や馬の乗り物を
必要としないから


この精霊馬(精霊猫)を
亡くなった猫に見立てて
飾るらしい

足、長いね
ちゃんとヒゲもある
三角の耳と
可愛いシッポ
相棒に見立てて飾ろう

桜柄の鞍(くら)?も
腹巻きみたいで
可愛いらしい 


一応ね
キュウリとナスの
ロウソクも用意しました


【真菰の敷物】の側に
一緒にお飾りしよう

真菰はイネ科の植物で
お釈迦様が真菰の敷物で
病人を治療していたと
古来より
神聖な植物と扱われていました
日本でも
神事や仏事には
欠かせない植物

迎え火送り火を焚く
【麻がら】も
(あさがら・おがら)

麻の茎の表皮を剥いて
乾燥させた物で
その表皮の繊維は(精麻)と言われ
神社のしめ縄などにも使われ
真菰と共に
古来より
神聖な物とされていました


そして
【ほおずき(鬼灯)】の意味
鬼は本来
霊魂や精霊の事

お盆には
亡くなった者の霊魂の為の
提灯として

道に迷わず辿り着ける様に
目印として
ほうずきを飾ります



道に迷わない為に
もう1つ



桜柄の提灯と

初盆なので
白提灯も

何故?今の時期に桜?
と思われるかもしれません


完全なる家猫の相棒との
外での
思い出が桜の花見


また
来年も
一緒に桜を見に行こうって
約束したまま
 叶う事なく
相棒は旅立って行きました



相棒の命が消える前に
何とかもう一度
桜の花を見せてあげたくて
去年の
クリスマスの日に
桜のイルミネーションを飾って
相棒に見せる事しか

出来ませんでした





その窓辺に
桜のイルミネーションと
提灯も一緒に飾り

どうか
相棒が迷わず
私の元へ
帰って来れます様にと
願いを込めて



相棒が亡くなった後
初七日に植樹した
陽光桜の木


桜は
私にとって
特別な思いがある花




桜の花の柄が入っている着物は
一年中
着ても大丈夫とされています

※枝が付いている物は桜の時期だけ
※※満開の桜の柄の着物は
桜満開の時期は野暮と言われるので
満開になる前だけ
…など
暗黙の了解は
いろいろあるのですが
さりげなく
桜の花が付いているのは
何も問題なく



つらい事があった時
何か思う事があった時

私は
桜の何かを身につけて
過ごす様になりました



特別に伝えたい事がある人には
桜の花の便箋に
手紙を書いたり



季節外れと苦笑いされても
私の思いが
伝わる人がいれば
それでいい



桜の花に込めた思い
相棒にも伝わるといいな



16日の
送り火の日まで
相棒と桜の
思い出に浸りながら





お盆は
大切な時間を過ごしたい