7月14日
博多祇園山笠の追い山の前日
私の
【仕事場の誕生日】と
【相棒の月命日】
仕事場の周年祭の
前前夜
【博多きりえ】の
故 小西一珠喜氏の奥様が
差し入れに
ひょっこり
足を運んで下さいました
毎年
夏になると
思い出す
相棒(白ネコ)にゴザを
プレゼントしていた事を
相棒は
1シーズンで
ボロボロにする位
100円ショップのペラペラのゴザが
お気に入りでした
新しいゴザを家に持ち帰り
相棒に見せると
いつもは縦に細くクールな瞳孔が
まん丸な黒目になり
キラキラと期待した目で
私を見る
ゴザを床に広げると
念入りにスンスンと
い草の香りを嗅ぎながら
歩き回り
気が済むとそのまま
「バタリッ」と倒れ寛ぐ
昼も夜も
まるで
狩りをしているかのように
ゴザに隠れ
私がゴザの前を通るのを
息を殺して
待ち構える
いきなり飛び出し
ビックリ!!した私を見て
嬉しそうに
背中を丸めながら
カサコソ
小走りで逃げていく
完璧に隠れてると
思っているんだろうけど
大きな体が
ゴザからはみ出してる事に
相棒は気付いていない
そして
この遊びに
いつも付き合い
毎回驚き
相棒が
嬉しそうに逃げるのを見ると
何だかそれだけで
私も
嬉しくなる
たまに
「ゴザとしての使い方、違うよね」って思う時もあるけれど
相棒なりに考えて
毎年ひと夏
ゴザを満喫していました
「そのゴザはね
相棒の為じゃなくて
本当は
着物を着る時の準備用に
買ったんだよ」
「何か
すごく真剣に言ってる
ちゃんと聞かなくちゃ」
って顔をして
私をじっと見る相棒
遊び疲れて
い草の香りに包まれて
いつの間にか一緒にゴロ寝