日によって変わる
相棒(白ネコ)の体調


その度に胸が締め付けられる程
つらかったり
苦しかったり


穏やかにくつろいで喉をならしている姿や
美味しそうに
ゴハンを沢山食べている姿を見ると
そんなつらさなんて
まるで無かった様に
その瞬間だけ
緊張感がフッと消える

毎日が
その繰り返し

もしも
私の気が
どこかで緩んでしまったら

相棒の命が
何か見えないものに
一瞬で持っていかれそうで


疲れて眠ってしまっていても
目が覚めた瞬間に
相棒を探し
呼吸を確かめホッとする

仕事から帰った時も
相棒がいつもの様に
玄関まで迎えに来てくれるか
心の準備をしドアを開ける


1/4(木)今年の仕事始めと共に
自宅近くの病院に
お世話になる事にしました

今までの病院は
タクシーで
片道早くても40分
道が混んでいる時は
1時間近く掛かる遠い道のり

今の弱っている相棒にとって
長い時間のタクシーでの移動は
負担となり
毎日の点滴や注射
急に何かあった時に
相棒をカートに乗せて
素早く
私がいつでも連れていける事が出来る為にも


1/4(木)仕事始めの午前中
相棒を連れて病院へ行き

癌のエサになる糖質を
限りなくゼロにしたゴハンを作って
食べさせている事を伝え
点滴の内容も
配慮して下さいました


私に出来る事は
癌の栄養分になる糖質を抜いたゴハンを
全力で作る事

猫は一般的に人間や犬とは違い
食べたくない物は
相手に気を遣ったり
義理で口にする事がない

相棒が喜んで食べる物を
とにかく作りまくる
飽きて食べなくなったら
また次の新しい物を作ればいい


そして糖質を抜く事だけではなく
免疫力も付ける為
抗がん剤作用もあるらしい舞茸を
ゴハンに混ぜてみた


舞茸はそのままだと消化しにくいので
細かくちぎってオーブンで
焦げない程度にカラカラに焼き
すり鉢で粉状にする
芳ばしい美味しそうな匂いに
食い付く相棒


とりあえず
カリカリの材料に混ぜて焼いてみる


そして
天日干し

私の作った
カリカリとウェットのゴハンは
安定して食べてくれるようになった



でも
失敗作もある
食べてみて
美味しいんだけど
相棒はお気に召さなかった

その①ササミと砂ずりのジャーキー
塩を振れば
お酒のツマミに
人間も美味しく頂ける


そして

猫のおやつで大人気の
「ちゅ~る」を作ろうと
実際に「ちゅ~る」を
舐めてみる所から始める

シーチキンを水で少し薄めた感じ…


まず
その②シーチキンから作ってみよう
①マグロに塩(少量)を振り15分くらい置く
②マグロを適当に切り「べに花油」(※天然ビタミンEが入っている)で煮込む
③少し冷ましてからアマニ油を掛ける(※アマニ油は熱に弱く生食用)


食べてみるが
なかなか美味しく出来た
市販の缶詰より
私はこちらの方が好みかな


これを
すり鉢に水とアマニ油を入れて
ペースト状にし

手頃な大きさのビニール袋に入れ
テープで止め
その③手作り「ちゅ~る」が完成!

しかし
「シーチキン」も「ちゅ~る」も
どちらも
食べてくれなかった


でも
ここで挫けたりしない


相棒の
体重を落とさないよう
自力で食べたくなる物を作り続けよう


いくら糖質を限りなくゼロにしたゴハンを
作ったって
癌細胞が簡単に消える筈無いのは
分かっている


核兵器に槍で戦いを挑んでいるような
状態なのも分かっている


でも
少しでも一緒に居たいから
美味しそうに食べている姿を
見ていたいから



私が今
少しでも気を抜いてしまったら



相棒の命が
何か見えないものに
一瞬で
奪われそうな気がするから