★今日も見てくださって、また、いいねやコメントなどありがとうございます。

妊娠中のことを振り返って記事にしています。

 

測定の体重より実際の体重は小さいことが多いようだとのコメントを2件いただきました。

胎児の推定体重の誤差は、約1割だそうで、この方の赤ちゃんは4,000g超と言われていたのが、生まれてみると3,500gだったそうです。

そして、さらに驚いたのが、この方は48歳で初産だったそうです!

素晴らしい! 先輩がいると大変励みになります。

 

そしてもうお一方、赤ちゃんは4000g超え(!)と言われていたそうですが、生まれてみると3,600gだったそうです。

やはり誤差はあるようですが、4,000gといえば昔はジャンボベビーと言われて、もし自分の赤ちゃんが4,000gと言われたら、何よりびっくりしたと思います。

また、年齢高いママの子は知能が高いとか情緒が安定してる説もあると書いてくださっていて、お気遣いありがとうございます。

私もそれを期待していますが、実際はどうなるやら・・・少なくとも、自分の情緒は20代よりは安定しているとは思いますが。

(40歳も過ぎて、いろいろ悟った部分もあります・・・。)

 

そして、40代半ばで初産出産された方からもコメントをいただきました。

この方は、おりもの検査でひっかかったそうです。

帝王切開を希望されたそうですがかなわなかったとのこと・・・赤ちゃんの感染の危険性<普通分娩 なのでしょうか。

お子様が感染症にかからず、元気に育っていますようお祈りしています。

 

さて、本日の記事は、子宮動脈塞栓術の説明についてで、特におもしろくもないような気がしますが、これから出産される方のために、何かのご参考になればと思って、記事にします。

私も、出産にはこういったことも付随すると予め知っていたら、不要に怯えることも少なく、少しは見通しが立てて、心構えのできた部分もあった(かもしれない)と思うからです。

ということで、さしておもしろくもない記事ですが、しばしお付き合いください。

ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ

(以下、本日の記事です。)

 

妊娠34週の妊婦健診は、おそろしいことがたくさん告げられました。

子宮と胎盤が癒着しているのは、少し前からわかっていましたが、MRIにかけられても、レントゲンを撮られても、癒着の状態がはっきりとはわからず、

「開腹してみないとわからない」

と言われました。

 

そして、エコーでは、膀胱がくっついていると言われ、もう、どうしたらいいのか、反応に困りました。

 

さらに、帝王切開で大量出血が起きると、子宮動脈塞栓術という処置をすることになると宣言されました。

そのときに渡されたのが、子宮動脈塞栓術の説明・同意書です。

項目は3項目ありました。

(説明は、内容を変えない範囲で要約等しています。)

 

1 現在の病状と処置・検査・治療の必要性について

産後出血の治療法としては、動脈から塞栓物質を注入する治療・手術があるそうです。

これまでの経過と現在の病状から判断すると動脈からの治療が適切であり、止血できない場合や再出血する場合、塞栓術を繰り返すことがあるそうです。

さらに、状況によっては、手術が必要となることもあるとか。


2、処置・検査・治療の方法

穿刺部(原則として右太腿の付け根だそうですが、他の部位のこともあり)を局所麻酔して、カテーテルと呼ばれる細い管を動脈内に挿入して、骨盤部の血管撮影を行うそうです。

その後、子宮動脈までカテーテルを進め、塞栓物質を用いて動脈塞栓を行うとのことです。

骨盤部の血管撮影の結果、子宮動脈意外の動脈が関係する場合は、その動脈の塞栓も行うそうです。

検査後数時間はベッド上で安静となり、トイレに行けないので、尿道バルーンを留置するそうです。

 

この塞栓術については、穏やかでいつもにこにこしたエガワ先生から、

「痛いですよ」

と言われたので、けっこうびびっておりました。

切るだけで十分痛そうなのに、カテーテルを入れるだなんて、想像しただけで痛すぎます。

 

3、処置・検査・治療に伴う併発症と危険性、緊急時の処置について

非常にまれなものも含め、下記のような併発症の可能性があるそうです。

1 血管造影手技に伴う穿刺部の血種や仮性動脈瘤の形成、感染、血管損傷、血栓塞栓症など

2 使用する造影剤による造影時の熱感あるいは疼痛、造影剤アレルギーによるショックなど

3 動脈塞栓に伴う疼痛(重い生理中に似た下腹部痛)、子宮内感染症、卵巣機能不全など

4 動脈塞栓全般の併発症として、放散痛、発熱、嘔吐など

5 薬剤投与に伴うアレルギー反応、また、非常にまれだが、状況によっては心停止の危険性もある

 

この中で、エガワ先生がペンで下線を引いて強調したのは、3の部分でした。

特に、子宮内感染症の文字には、二重線を引いていました。

いろいろな併発症が考えられる中で、そこのところが重要というか、よくあることなのだと思われます。

 

この説明書の下に、

「私は、上記の内容の説明を受け、同意します。

また、上記手術を粉宇ために必要な処置と、これらの目的にかなった全身、またはその他の麻酔を受けることも併せて同意します。

なお、私は次のようなことを希望します」

との文章があり、自由記入欄と記名捺印欄がありましたが、

「次のようなことを希望」

とは、一体どのようなことを書くのでしょうか?

 

子宮塞栓術はしないで欲しいと書きたいところですが、そんなわけにはいかないので、書くことを何も思いつかず、空欄のままにしておきました。

宗教上の縛りもないので、輸血もOKですし。

 

私の場合は、通常の帝王切開をして、まずは癒着した胎盤の部分切除を試み、それでだめなら子宮全摘になると言われていました。

この動脈塞栓術をされるときには、既に全身麻酔をかけられて意識はなく、まな板の上の鯉なので、

「もうどうにでもしてください。

(先生のいいように)」

としか思えず、すべては先生にお任せというか、運を天にゆだねるしかないと思いました。

 

エガワ先生は、若くてにこにこした女医さんで、黒縁眼鏡やさらさらの髪が、漫画のアラレちゃんのような感じの方です。

最初に診察してもらったときには、

「こんなに若くて大丈夫か・・・

(出産経験もないのでは)」

などと大変失礼なことを思ったりもしましたが、私の話をきちんと聞いてくれて、医師同士でカンファレンスを行ったなどの情報も伝えてくれ、大変信頼できる医師だと実感するようになっていました。

 

若くても出産経験がなくても、どうでもいい。

この人は、何でもきちんと説明してくれて、医師としての務めを誠実に果たしてくれる。

 

そう思えたので、

「もうこの先生にすべてをお任せしよう。

子宮がなくなろうが、カテーテルが入ろうが、どうなってもいいや」

と、肚をくくりました。

この信頼関係こそが、何より大事なのだと思います。

 

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