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わたしくらし

わたしのくらし

結婚すると「家族」というものの結びつき(悪く言うとしがらみ)がより強いものになる。

自分の実家は、田舎らしい親戚付き合いが根強く存在する。時にはありがたいし、時には鬱陶しい。

自分の親は、「子供には苦労をさせない」という考え方で、農家なのに私は田んぼの仕事を手伝ったことがほぼ無いし、部活動や進学など好き勝手にやらせてもらえた。就職した時の引越し、車の購入など、今考えると本当に至れり尽くせりだと思う。そのため、何か困ったことがあっても親だけで抱えて、なんとかするって感じ。大人になってから、「実はあの時…」みたいな、結構大変なことがいろいろ起きていることを知ることも多かった。

そんな感じで育ててもらえたのはありがたいのだが、どうも「支配感」が強くなる。もう我々子供達はいい歳なのだが、「親の言うことは絶対」という暗黙の雰囲気があり、何かと口出しされてしまう。昭和人間の父がそんな感じなのはもう慣れているので、理不尽に怒られてもやり過ごすしかないし、「子供は男女でいたほうがいい」みたいなマタハラもハイハイと聞き流せる。

しかし、理不尽な父の家に嫁入りし苦労した母も、支配的な言動が増えた気がする。今回の帰省ではそれに嫌気がさしてしまった。

そもそも私は母と仲が良いわけではなく、反抗期〜現在まで本当に可愛げの無い態度を取っているので、母が嫌味を言いたくなるのも無理はない。母としては娘を言い負かしたい気持ちもあるのだろう。

育児であくせくしていると「あなたが赤ちゃんの時と同じだ」としつこく言い、自分の苦労アピールをしてくる。「あなたの旦那は◯人兄弟だから、その人数子供を作るつもりじゃないの?」など、訳のわからないことも言われた。

母も苦労しているので、日頃のストレスで卑屈な言い方になっているのだろうけど、私が頼んでないのにコーヒーを出したり食事の際はおかずを取り分けたり自己犠牲的な行動をとるのに「疲れた疲れた」言っていて、負担を減らそうといろいろ手伝ってもあまり嬉しそうじゃないし、なんか一緒にいて居心地が悪かった。

結局は「こっちがいろいろやってやってるのに」「子供はいつまでも子供」みたいな思考になってる。うまく人を頼らないんだな〜とかわいそうに思う。でも母も大人だし、自分の機嫌は自分で取るしかないので、適度な距離感で付き合うしかない。

いろんな人の悪口を、自分は悪者にならないように言ってるのも嫌だった。何が嫌かというと、私も同じようなことをしていると母を見て気付かされること。「この人の娘で、この人の嫌な言動は私にも受け継がれてる」と実感してしまって、自分が嫌になってしまう。反面教師として、私自身がこれから気をつけていくしかない。

というわけで、自分が母になったことで母との関わりがまた変わってきたなという話。今後もマウントは取られると思うし、マタハラ言動も気にしないで我が子を愛していきたいと思う。


義実家に関しては、うちの親と違い、「困難を家族で乗り越える」という雰囲気。子供も巻き込んで、これまで頑張ってきた家族なので、絆が深い。男兄弟しかいないのだが、すごく仲が良く、素敵な家族だと思う。

そんな義家族だが、特に義父は家族をたったひとりで養ってきたので、自信家だし思想も強い。歳はうちの親より上で、都会の人である。都会の人だからうちの親みたいなことは言わないと思ってたら全然そんなことはなく、「孫が男でよかった」とか「子供は3人はほしい」とか平気で言う。都会田舎関係なく、この年代の人たちはみんなこうなのかと心底がっかりした。ちなみに義母は本当に素晴らしい人で、私の母のように子育ての苦労を絶対言わないし、優しく静かに見守ってくれる人だ。

義父にとっての初孫は東京に住んでおり、その子は女の子。あまり会えないし、義父は女嫌いかつ自分の子供が全員男という奇跡。なのでたまたま男を産んだわたしをめちゃ褒めてくる。全然嬉しくない。

すぐ来れる距離なので、よく遊びに来ては他の嫁と私を比べたり、自分がいかにすごい人か語ったり、「老害」そのものである。

そんな義父、GWで親戚が集まった際、女の子を産んだ嫁に対して「男の方がいい」と言ってしまった。私の後悔は、そこで「また言ってるよ」と笑ってしまったこと。他の兄弟たちも苦笑いして、「それ言っちゃダメだよ」と嗜めていた。私だけは笑っちゃダメだったなと後々反省。言われたお嫁さんはとても立派な人で、「今の発言ダメですよ!」と明るく言い返していて本当に素晴らしかった。でも、悔しかっただろうなと思う。私が同じ立場だったらはらわた煮えくりかえる。お腹痛めて産んだ大事な子を否定されるなんて絶対嫌。


そんな事件もあり、ちょっとハラハラする義実家での集まり。またお盆あたりに開催されるのだろうか?もしかしたら、女の子のことを言われたお嫁さんは来ないかもしれない。そうなっても仕方ない。


だらだら書いてしまったが、言いたいことは「老害はいっぱいいるから諦めろ」「どんなに素敵に見える家族も問題は抱えてる」の2つ。

何か嫌なこと言われた時に、ヘラヘラせずにうまーく対応できる大人になりたいな〜。