朝の宿で、仲良くなった夫婦の1人、ブラジル人(女)に会った。


もうじきインドを去るという


少し時間があったので、近くのイスに二人で座った。




すると、一人のボーイが近づいてきて


彼女に向かって「君はインド人?」と聞いてきた。


彼女は「私はブラジル人よ。」と答えたけれど


その後凄く落ち込んでいた。


「皆が私のことをインド人と間違えるのよ。


きっとこの黒い肌と、アフリカ系の鼻のせいね・・・。」


私は彼女の気持ちが分からなくもなかった。


ただ、インド人はインド人で凄く美形だし


間違えられる事にそんなに落ち込まなくても良いと思ったのだけど


私たちが思う以上に、本人達は肌の色や国籍を気にしているようだ。


ましてや、彼女の夫は白人のアメリカ人なので、


「白人とインド人女性のカップル」と勘違いされ、


道行く人の視線をもろに浴び、凄く疲れるんだそう。



私は、


「気にすることじゃないよ。あなたはとっても美人だよ。


 私達アジア人には無い、大きな目を持っていて、小さな顔で、


 本当に綺麗だと思っているよ。」



そう言うと、彼女はとっても嬉しそうな顔をして


「ありがとう。そう言ってくれると嬉しい。


でもね、日本人も


とっても面白い顔をしていて良いと思うわ!」


両手で釣り目のポーズをして、テンテンテケテン、と歌いだした。


テンテンテケテンって何だろう・・・。


というか日本人って、面白いなんだ・・・。


なんか逆に私が凹んだけど、彼女が楽しそうなので良しとしました。



それからSP(イギリス人)が駅に行って、


アグラ(タージマハル)行きのチケットを予約するというので付いていった


(私はアグラはもう観光し終わったので、デリーで待機。)



SPとリキシャに乗ったりすると結構


「夫婦ですか?」と聞かれるのだけど、これはYESと答えるに越したこと無い。


未婚だと答えたが最後、ボーイフレンドの有無や家族構成、


SEXの頻度まで質問されるのだけど、


夫婦だと言うと、それ以上詮索してこない。


既婚、未婚の答え方で、こんなに対応が違うんだと思った。


というか、13日目でやっと気づいたよ・・・。



インド一人旅 M子のブログ -りきしゃ

↑リキシャ。こちらは自転車型。

よく使うのは、オートリキシャというオートバイ型。



それから駅のオフィスに行って、SPのチケットの手配を待っていた。


ふと、SPが後ろを振り返って、


「あそこに居るのは日本人じゃない?」と言った。


私も釣られて振り返ったときには


SPはもうその人に話し掛けていた。




どこから来たかという質問に


日本だと彼が答え


「私も日本人です。」と挨拶した。



インドではじめて、日本人と会話をした。ちょっと感動。



今までほとんど日本人に会わなかったし。



あ、1人だけ会ったわ。


数日前、宿のレストランで、ノートパソコンをひろげ


スカイプ(ネットの電話)をしている大学生くらいの女の子が居た。


結構大きな声で日本語で喋っていたので、挨拶してみた。


「こんにちは。Are you japanese?


私も日本人なんですよ。」


英語と日本語が混ざってしまい、私が怪しかったからか



今まで電話でゲラゲラ笑っていた彼女が、急に無表情になり


「はぁ。こんにちは・・・。」と、だけ返してきた。



あ、なんか良くない手ごたえ。



いつもだったらもうちょっと突っ込んで行くのだけど

前回の韓国人の事もあり、


(4日目、ジャイプル参照

http://ameblo.jp/main1024/entry-10287406188.html


私は心が折れる前に、先手を打って素早く退散した。



そっと席を離れると、後ろから


「なんかー、今、日本人だっていう


女の人に話しかけられたんだけどさーー!!」


と、電話の相手に、私の事を報告している声が聞こえてきたので


続きが聞こえないように、足早に去った。


ごめんなさい、ごめんなさい。


急に話かけてごめんなさい。怪しくてごめんなさい。

あぁ、話しかけるんじゃなかった。日本人怖い。


(回想 終了)


ただ今回は、SPの気さくな性格のお陰で私は

その日本人(以下M)に話し掛けることが出来た。



Mはこれから、SPと同じくタージマハルを見るべく


アグラ行きのチケットを 購入するようだ。


その後、彼は北インドの方に向かうらしく


私とSPも、時間があれば北に向かいたいと話していたので


アグラからデリーに帰ってきたら合流したいと言って


私は彼に携帯番号を渡し、その場を後にした。