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【清須会議】三谷幸喜
初めて三谷幸喜の作品を読んだ。
読み易いし面白かった。
信長の死後に開かれた織田家の宿老会議がモチーフ。
戦国時代語じゃなくて現代の日常会話語で書かれてる。
ほんと読み易い。
あまりお侍の時代に興味も無いから
この辺の歴史ほとんど知らないしー。
だから、ほんと勉強になったー。
お市が心の中で、柴田勝家について。
体臭がキツい。3mは離れてたのにツーンときた。
若い時から臭い人は年をとったら加齢臭も追加されてなお臭い。
みたいな事を思うんだけど。ほんとそうだよねー。と思った。
うちの社長なんてモロそうだよー。わたしと社長は10mは離れてるよー。
でもほんと臭いっすよー。しかも最近マジでやばいっすよー。
一体何食ったらそこまで臭くなるのか知りたいっすよー。
面白度:★★★☆☆
おすすめ度:★★☆☆☆
8
愛情と好奇心と若さゆえに、恋人の秘密を
しつこく知りたがる主人公。
そこが物語のポイントの一つと思うけど。
大学を出てフリーターとして過ごす若い主人公と
主人公の恋人をはじめその周りを取り巻く大人たちとの
ギャップもそこで見せてる気がするけど。
主人公は秘密の多い彼女の部屋まで物色して
言いたくない秘密を言わせようとするけど。
彼女は、詮索されたり問い詰められたりする度に
聞かない約束でしょ。とか、時が来たら話すわ。
とかって優しくあしらうんだけどー。
とても優しい彼女だと思いました。
私だったら、絶対絶交だと思いました。
そしたら、その彼女も殺されるけど。
そして知りたがりの彼が彼女の過去とかの秘密を探って
事件の犯人にたどり着くんだけど。
でもミステリってー。基本主人公が知りたがりじゃないと
成立しないからー。
なんかー。主人公と大人たちとの差をつける為なのか?
ちょっと知りたがりが強引な感じがした。
あと気になったのが、最初に出てきた刑事どこいった?
犯人の目星がつけ易く読みやすい作品だった。
でも犯人は二人も要らないと思った。
面白度:★★☆☆☆
おすすめ度:★★☆☆☆

