小指の先の天使:感想
SFの世界は好きだけど小説を読むのは初めてです。
・抱いて熱く
・なんて清浄な街
・小指の先の天使
・猫の棲む処
・意識は蒸発する
・父の樹
からなる短編集。
立て続けに本やらマンガやらいっぺんに読んでたから、あんまり覚えてないけど。
仮想現実をテーマにしたり。折り込んだり。いろいろ。
【抱いて熱く】
砂漠だらけになった地球?だったか?で、十代半ばくらいの恋人達が彷徨う。
砂嵐か何か不思議な現象で、人間同士が近づくと発火してしまう世界になっていた。
恋人が倒れても、手も引いてあげられない。お互い相手を思う気持ちは募って行くのに。
砂漠に半ば埋もれた街のデパートでドレスを失敬したり。
マンションの一室でビデオを見たり。でも。ここに居ても仕方が無い。誰も居ない。
彷徨う内に不思議な街にたどり着くが、そこは意識だけをロボ?に移し替えて
生活する人々の町だった。恋人達は奇妙さと恐怖でその町を逃げ出し、また彷徨う。
広い砂漠の中に2人っきり。そして飲み水ももう無い。。。
【なんて清浄な街】
大学教授と刑事が捜査する。牛が人間を食べたり。脳の無い人間の奇妙な死体。
教授と刑事が住む街は仮想現実。メタ世界だ。
住人の皆もそれは知っている。でも、それを意識してしまうと生活がつまらなくなってしまう。
だから皆意識せずに日常を送っていた。そんな事は知らんぷりして、皆自分は生きているのだ。と。
完璧に人間世界を再現したはずのこの町で一体何が起こっているのか。
みたいな?そんな感じ?私の要約じゃ、つまんなそうだけど、でも面白かったの。
テーマは同じくしてる6編で、繰り返しSFの世界を。神林氏の世界を復習しながら
読み進められるのがこの本の良い所だと思いました。
SF小説初心者の私でも、ゆっくり馴染んで行けました。
多分、時系列がバラバラなだけで、1つの世界を描いたものかな。と。
同じ世界の、どこかの時間。どこかの場所のお話。って感じがします。
弐瓶勉の感動が大きかっただけに、さほど新しい感動は無かったけど。
でも、読んで良かったです。こりゃ弐瓶勉も神林作品を読んでるだろうなぁ。。。
と。そんな事を思わせる作風の作家さんでした。
面白度 :★★★☆☆
読み易さ:★★★★★
17.5
結局。最後の本は読み切る事が出来ました。筆者の後書きに移った頃。
ボーボー。
と。音がしました。隣の部屋からです。
子供が筒状の物にむかって声を発してる様な。こもった音です。
お互い窓を開けてるので、結構うるさいです。
お隣には子供は居ないはずです。でもお客さんかな?
うるさくて、後書きに集中できません。
でも、そのうち大人が注意するであろうと。期待しつつ。読み続けます。
ボーボー。ボーボー。ボーボー。
あーーー。うるさい。
うるさいですよ。と知らせる為。
窓際に寄って、網戸をガラっと。音を立てて開けました。
何の音かも気になるので、網戸から顔を出して耳をすませます。
女の人の無く声でした。あ”-。あ”-。と。
私が開けた網戸の音に反応して、旦那さんと思われる人が窓を閉めました。
それでも、少し鳴き声が漏れてきました。
結構激しく泣いてます。何だか決まりが悪くなって、うるさい合図を出した事に後悔しつつ。
後書きを読んで。解説も読んで。お風呂に入ります。
タバコが切れたのと、明日の会社でのお昼ご飯を買いに。コンビニへ行こうと思いました。
ジンズに履き換えていたら。
行ってよっ!行ってぇぇぇ!!!
と。泣き叫ぶ声が。どうか。自殺とかしませんように。飛び降りとか。しませんように。
幽霊にビビったりするの面倒なので。どうか穏便に。
夜のコンビニは何だか、変な人がいました。
変質者だったら嫌だなぁ。やっぱ一番怖いのは幽霊でも虫でも無く人間だよなぁ。
とか。思いながら帰路を進みます。
イソイソと。マンションの玄関へ。イソイソ。あ”っ!!!
4cmくらいの、ムチムチした大きな蜘蛛がっ!クモの巣が!
びびりジャンプを小刻みに。あわあわと玄関へ。やっぱ虫も怖いよなぁ。と。改めて。
エレベータの電光板を見やると、10Fで止まってました。
ボタンを押して1Fへと呼び出します。
10Fは。so。私とお隣さんの階です。
頭を冷やしに出た旦那さんが私と入れ違いで戻って来たのかな?とか。
勝手に想像します。どうか今頃。ラブラブですように。
幽霊とかにビビるのは面倒なので。
17
盆休最終日です。あっと言う間です。もー働きたくない。
最終日だし。どうしようかと思いました。
あと一冊。読もうと思う本があります。
でも厚いし。TVも見るから読み切れないなぁ。とか。
ウダウダしましたけど、結局誘惑に負けて読む事にします。
なんとなく。ベランダへ出てクモ子達の様子を伺います。
クモ子の卵が1つ増えてました。まじでか。。。
文庫のバックのクッション。
お墓参りが夕方になったので、暇だからママンとニトリへ行った折に購入しました。
お花模様を銀ラメで縁取ったクッション。
やられました。まさかのアレルギー反応。枕にして本読んでたから
ホッペや首筋がブツブツブツ。ボコボコボコ。
参りました。トホホ。
