17.5 | Main Structure

17.5

結局。最後の本は読み切る事が出来ました。筆者の後書きに移った頃。


ボーボー。


と。音がしました。隣の部屋からです。

子供が筒状の物にむかって声を発してる様な。こもった音です。


お互い窓を開けてるので、結構うるさいです。

お隣には子供は居ないはずです。でもお客さんかな?

うるさくて、後書きに集中できません。

でも、そのうち大人が注意するであろうと。期待しつつ。読み続けます。


ボーボー。ボーボー。ボーボー。


あーーー。うるさい。


うるさいですよ。と知らせる為。

窓際に寄って、網戸をガラっと。音を立てて開けました。

何の音かも気になるので、網戸から顔を出して耳をすませます。


女の人の無く声でした。あ”-。あ”-。と。


私が開けた網戸の音に反応して、旦那さんと思われる人が窓を閉めました。

それでも、少し鳴き声が漏れてきました。


結構激しく泣いてます。何だか決まりが悪くなって、うるさい合図を出した事に後悔しつつ。

後書きを読んで。解説も読んで。お風呂に入ります。


タバコが切れたのと、明日の会社でのお昼ご飯を買いに。コンビニへ行こうと思いました。


ジンズに履き換えていたら。


行ってよっ!行ってぇぇぇ!!!


と。泣き叫ぶ声が。どうか。自殺とかしませんように。飛び降りとか。しませんように。

幽霊にビビったりするの面倒なので。どうか穏便に。


夜のコンビニは何だか、変な人がいました。

変質者だったら嫌だなぁ。やっぱ一番怖いのは幽霊でも虫でも無く人間だよなぁ。

とか。思いながら帰路を進みます。


イソイソと。マンションの玄関へ。イソイソ。あ”っ!!!

4cmくらいの、ムチムチした大きな蜘蛛がっ!クモの巣が!


びびりジャンプを小刻みに。あわあわと玄関へ。やっぱ虫も怖いよなぁ。と。改めて。


エレベータの電光板を見やると、10Fで止まってました。

ボタンを押して1Fへと呼び出します。


10Fは。so。私とお隣さんの階です。

頭を冷やしに出た旦那さんが私と入れ違いで戻って来たのかな?とか。

勝手に想像します。どうか今頃。ラブラブですように。


幽霊とかにビビるのは面倒なので。