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【海辺のカフカ・上下】 面白度:★★★★★
やっと読み切った。早く読みたいのにソファで読んでると、何度も何度も眠りに落ちてしまった。
初めて村上春樹の作品を読んでみた。とても面白かった。
テンポ良く謎や不思議が出て来るし、登場人物もみな個性的で楽しい。
この作品はジャンル付けするとしたら、幻想文学とかそんな感じ?
最初はファンタジーと思ってたけど、ちょっと違う。
なので、たくさん不思議が出て来たけど、ハッキリと私が望んでいた解決をしてくれない。
そこが読んだ後ヤキモキ。ヤキモキする。
ファンタジーなら説明の義務がある様に思うが、幻想となると説明の義務は無い様に
私としても思うので、致し方が無い。モヤモヤするけど。
でも、ナカタさんの疎開先の先生のカミングアウト的な手紙の意味は???
ずいぶんと赤裸々に夢の内容かいてたけど。
私が手紙受け取った側だとしたら、けっこう引くけどなぁ。
気がつくと、文庫のひも状しおりが、とても短くなっていた。リンにゃんの仕業だ。
仕方が無いので、紐の先を玉結びにして、しおりとした。
これじゃぁ、もしお金に困った時が来ても、古本屋んさんには売れないねぇ。。。




