染師・まいまい です
謙信公祭関連で上杉謙信の陣幕と上杉謙信の軍旗を染めましたよ
納品・打ち合わせのため現地へ行ってきました
そしていよいよ謙信公祭
ブログテーマ名 2015年謙信公祭の旅です
5 喫茶去を満喫♪ 繁忙日前日(お祭り編)
うわっっ
私の「龍」の試作品が
趣のある朱塗りの高坏?盃?と、もったいなくも共演しておりました
ありがとうございます
「サンプルだからって、しまっておくのは、何だかもったいないから飾ったよ」
とマスター
以前、マスターに「御屋形様に、お祭りのパフォーマンスで馬上盃で祝杯をあげてほしいと思っているんです」と私はお話しました
するとマスター、急に晴れやかなお顔になり、
「いいですね!それ!謙信公といえば、馬上盃が象徴的だし。ボクもその意見に賛成です」
と意気投合
この飾り方って、私には願掛けにしか思えませんっっ
謙信公といえば無類のお酒好き
乗馬したままお酒を飲むほどに
馬上盃(ばじょうはい)は読んで字の如くですが、
乗馬したままお酒を飲めるようにデザインされたもの
大河ドラマでもおなじみのアイテムでしたね
実際に謙信公の愛用した馬上盃も
山形県の上杉神社に残されています
これ
↓
サイトより
お金持ちだった謙信公、コレクションがすばらしい
実際に本物を見学したことがありますが、
とても緻密に作られています
水色の地色に小さな花柄がふんだんに
入れ込まれた七宝焼き
謙信らしい都趣味、女子っぽい
あっ、謙信公と盃といえば、謙信公は生前、肖像画制作の際、自分の姿形ではなく赤い盃を絵師に描かせたそうですね…
この様に自分を象徴するものを自画像にする方法は、今でこそ現代アートなどでよく見る自己表現ですが、時代を先取りし過ぎです
盃は女性を暗示するものなんですね、酒好きだから描かせた?
だったら、徳利を描かせたったっていいじゃない!
あやしい…やっぱり女性?オネエ?
林泉寺・謙信女性説(謙信公祭の旅15)
もどうぞ
薩摩切子がお好きなガクトさん
GACKT謙信は薩摩切子片手に
余裕の出陣というのもステキですよ
次回は「馬上盃」でお願いします
これは友禅染めの方法で染めた龍です
↓こんなふうに染めます
専用の糊で輪郭を描き、染料で色挿しします
はみださないよう、にじまないよう・・・・
こんな最中、撮ってる場合ではないのですが迅速に
ニヤッとするマスター
二ヤッとする私、染師・まいまい
揚巻房と幕の紐は、謙信公の好きな色、紫にしましたよ
そういえばGACKT謙信の甲冑は2種類とも紫色が基調になっていますけど、
そういうこと
GACKTさんのステッキもお客さんが待ち遠しいようす
ここは記念撮影できるようなスペースになっていましたね
国宝のステッキの由緒書きも準備万端です
夕飯は、ずっと食べたかった「とろけるチーズのオムレツカレー」
念願叶いました
おいしかった~ごちそうさまです
また明日きます
あれ
鞍馬の看板、とうとう、喫茶去に鎮座することになったのね
以前は喫茶去の前を流れる川沿いにあって、傾いているとマスターが直してました
以前は…
看板、ここにありました↓
傾くたびに差し込み直すマスター