鳥獣戯画よりグエルチーノ 洞窟のパーフェクトボディ | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまい ですかたつむり




鳥獣戯画を観に上野に行きましたが、同じ上野公園内でやっていた、
「グエルチーノ」展のがよっぽど見応えがあり、ためになりました

大きな絵ですね

そしてなにより空いていました






聖書は詳しく知らないので、なんていう名前のオジサンか忘れましたが、
絵のなかに気になる人がいました


絵の解説によると、「洞窟で禁欲していたら何十年も経っちゃって、
白髪のオッサンになっちゃった」というもの


そんな状態じゃ、疲れ果てやつれているのが普通でしょう、と
思いながら観るので余計なんだかおかしかった

こんな見方してツボにはまる人っているのかな・・・


なにがって・・・

洞窟から久々に半裸で出てきた姿が、パーフェクトボディ

いい感じに仕上がっていました

禁欲生活だからストイックに追い込みすぎたってこと

洞窟の中はライザップだったってこと



(わかってますよ
理想を描くのが様式なわけですからね)

(FM群馬148の聴きすぎだな…)





鳥獣戯画の方は・・・・



入場するまでの待ち時間が、着いたときは「100分」と案内板があり、
帰りまた案内を見たら「160分」でした

展示の半分は鳥獣戯画を持っているお寺のお宝の展示でしたよ

お坊さんの肖像画とか涅槃図とか・・・・


そして、なんと鳥獣戯画のあまりに有名なあのウサギやカエル、サルの絵を観るためには
会場内でさらに長く列ばなければ観られない状態


ギュウギュウに列んでいる様子が嫌になり、結局それは観ませんでした





ペタしてね読者登録してね