20 謙信公祭・川中島合戦再現・三太刀七太刀 上演のようす(2014謙信公祭の旅) | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまい です


20 
謙信公祭・川中島合戦再現・上演のようす
(2014謙信公祭の旅)


以下、会場で撮影






おやかたさま  またあとで






18時、いよいよ「川中島合戦の再現」スタート

上杉軍の入場







曲は大河ドラマ「風林火山」を中心に





つづいて・・・



武田軍入場





武田信玄と影武者と山本勘助





忍者対決





一騎打ち


パフォーマンスは盛りだくさん





辺りは、張りつめた静寂に包まれます・・・


いよいよ、
御屋形様・おやかたさま(上杉謙信)登場

強烈な光っと思ったら、
今回も上杉軍の端っこからの登場です
(下図右下)

ピヨ~~っと、「おやかたさまの音」と共に

(RETURNER~闇の終焉~ のことね)

ガクトさん自作の御屋形様の曲









「今一度、我の言葉・・・心して聴くがよい・・・」

「運は天にあり!・・・鎧は胸にあり・・・手柄は足にあり!」

「何時も我が掌中に入れ合戦すべし・・・
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり!」

「運は一定にあらず・・・時の次第と思うは間違いなり!」

「武士なれば、我進むべき道はこれほか無しと、自らに運を定めるべし・・・」


「我らはこれより、武田本陣に突っ込み、信玄が首を討ち取る!」

「皆の者、心せよ!」


(自軍)
「オオーーーーーーーーーーッッ!」

(観覧者)
「おやかたさまーーーーーーっっ!」
「カッコイッイーーーーーーーン」




「武田信玄晴信・・・その首もらい受ける・・・」

「上杉謙信、いざ参る!」


最大の見せ場
三太刀七太刀(みたち ななたち)シーン


一度目、見事なスピードで信玄に斬りかかり・・・

これをかわす信玄


「さすがは信玄・・・我が一太刀、ようかわした・・・」







民衆(観覧者)をも鼓舞する御屋形さま


「皆の力、我に貸してはくれぬか・・・」

「皆の声、聞かせてはくれぬか・・・」


「おやかたさまーっっ」と応えると・・・

「・・・いいやっ、その程度では信玄が首、討ち取れぬっ!

「おやかたさまーーーっっ


これを繰り返し


「皆の声、天に届かせよーーーっっ

「どーーしたーーーっっっ



観覧者のテンションをMAXにあげて行く御屋形様



お決まりのちょっと微笑ましいやりとりです








もう一度、
御屋形様、単騎にて武田信玄に突っ込み
斬りかかる決意





「我が軍は降魔※の軍なり・・・
世の悪しきものを断つものと心得よ・・・」

「我に刃向かうは、神に背くものと知れいっ!」

※降魔(ごうま)
仏教の用語
悪を降伏させる という意味







撮るのに必死の皆さん



「その首、もらい受ける・・・」

「上杉謙信、いざっ、参るっ












本当に信玄めがけて馬で突っ込み、寸止めする様子は圧巻です

信玄さんも、すごい勇気です





「我の姿、よーく目に焼き付けよ・・・」

「この世に悪がはびこりしとき、なんどでもよみがえる!」

「我こそは・・・、我こそは・・・・・毘沙門天なり

っと、永遠のヒーロー宣言








毘沙門天の化身、ヒーローの御屋形様は
天翔る龍が如く、髪をなびかせ去って行かれました





両軍、女武者隊 対決




両軍、激突

戦いは引き分けで終息していきました・・・・・




左足負傷(骨折)をものともしない勇姿が見事な御屋形様でした


感動・勇気、届きましたよ


一日も早いご回復をお祈り申し上げます

お大事にどうぞ・・・・




今回のお祭りも雨が降りそうで心配でしたが、
またしても上演中、会場ではほとんど降りませんでしたね

周囲ではバッチリ降っているのに・・・

そして、お祭りが終わるのを待っていたかのように
その後、しっかり降っていましたよ

本当に、謙信公が見守っていてくださるのでしょう

あと、林泉寺のおばあちゃんも
天から応援してくだっさっていたことでしょう





ポスター・パンフレット





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