浅草サンバ衣裳 手袋染めかえしました | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまい です


姉、ミニカはサンバのダンサーでもあります

ブラジルのあのサンバ

浅草サンバで山車の上で踊ってます


ミニカ



虫たちの世界がテーマで
ミニカはカマキリのイメージだったかな?・・・



同じ衣裳でミニカと対になる おねえさん







自分の衣裳はミニカ自身が
毎回作ってますよ





この衣裳の手袋の話です


ミニカが自分で衣裳の手袋を染めてみようと
市販されている一般向けの染料で
手袋を染めてみたものの・・・

理想の濃度にならず、
薄すぎる・・・

さそっく、
私、染め師・まいまいに
お悩み相談・・・・


染料はどんな素材でもよく染まりつく
わけではなく

繊維の素材に合う染料がそれぞれ
あります

一般の方向けにホビーショップや画材店で
市販されている「様々な素材染められます」
のような便利な商品があります

これが結構、「くせもの」の場合があります

これらの商品は「染まり付きに差があります」等の
注意書きもありますね

これで生地と偶然相性が良ければ、
よく染まりラッキーです

が、たとえば

木綿は染まったのに、ナイロンがあまり色が付かない
なんてことがあります


また、一般向けは
あまりに簡単に
色褪せしてしまうモノもあります

うすーーい黄色に染め、
ギンギンの直射日光にさらすと
あっという間に色が消えてしまう
なんてことも・・・



正直、
この能力でこんな高い値段で売ってるのか
と思ってしまう品(染料)もあります





まいまい、作業開始


染めかえ 

色が染まり付かず、ほぼ白かった手袋



染めかえ 


染めかえ 
(依頼主の了解を得てしています
色のイメージを見てもらうため)
 




プロの染料でも難しい事例もありますが・・・

どんなモノでも染めるをモットーに


この事例の場合、両手分3000円で
作業させてもらいました



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