11仏国寺②行基が開いたお寺 | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまい です


11仏国寺
②行基が開いたお寺

道鏡と孝謙(称徳)天皇ゆかり(所縁)の地





私の地元
栃木県の伝承には、
道鏡左遷後、
実は孝謙(称徳)天皇は
亡くなってなどおらず、
女帝の地位をかなぐり捨て、
下野国(栃木県)に左遷された
愛しい道鏡を追ってやってきて、
一緒に暮らしていたというお話があります

また、道鏡は下野薬師寺を逃げ出て、
那須(現・那珂川町)の辺りに
ひっそりと暮らしていたお話もあります


さらにはお隣、茨城県にも
二人が暮らしていた伝説から
「皇都(こうと)」と呼ばれた地域があります


正史とは違う、そんなロマンチックな伝説の地を
訪ねてみました



正史は道鏡が没したのは772年としています

ですが、私は、772年は没した年ではなく
本当は下野薬師寺を辞めた年だと考えます






茨城県城里町の仏国寺にやってきました

縁起で道鏡と孝謙天皇について記されているとか・・・





お寺にはどなたもいらっしゃらないようでした

上に上がってみたら明るく開けていたので
ホッとしました







103世ってものすごい歴史ですね

そっか、行基さん以来のお寺ですものね
1300年以上は経つわけよね

ちなみに行基(行基菩薩とも)は
聖武天皇(孝謙女帝のお父さん)の命で
奈良の大仏造営でプロジェクトリーダー
をした人

ということは、道鏡とも同時代の人ですね






こんな山奥では、じんくん(秋田犬)が
頼もしく感じます

またぎ犬、一応、熊対応の犬なので・・・












これはなんと言う植物







③につづく・・・





これは
秘話!高僧と女帝の間に生まれた子
の続編です

1 孝謙天皇は道鏡の子を産んでいた! その名は英親王!
もどうぞ


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