8皇都①道の駅かつら 皇都川 | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまい です



8皇都①道の駅かつら 皇都川

道鏡と孝謙(称徳)天皇ゆかり(所縁)の地


私の地元
栃木県の伝承には、
道鏡左遷後、
実は孝謙(称徳)天皇は
亡くなってなどおらず、
女帝の地位をかなぐり捨て、
下野国(栃木県)に左遷された
愛しい道鏡を追ってやってきて、
一緒に暮らしていたというお話があります

また、道鏡は下野薬師寺を逃げ出て、
那須(現・那珂川町)の辺りに
ひっそりと暮らしていたお話もあります


さらにはお隣、茨城県にも
二人が暮らしていた伝説から
「皇都(こうと)」と呼ばれた地域があります


正史とは違う、そんなロマンチックな伝説の地を
訪ねてみました



正史は道鏡が没したのは772年としています

ですが、私は、772年は没した年ではなく
本当は下野薬師寺を辞めた年だと考えます









茨城県城里町
道の駅「かつら」にやってきました

以前は城里町ではなく桂(かつら)村
だったのですね・・・


二人がひっそり暮らしていた伝説がある
「皇都(こうと)」と呼ばれた地域です


道の駅「かつら」周辺が皇都だそうですから、
まずは、ここを訪れると解りやすいかと
思います



道の駅の案内板

皇都のいわれや、地図、御前山のハイキングコース
など記されていますね

なるほど御前山の「御前」は孝謙天皇のこと
なのですね

孝謙天皇は白馬で道鏡のもとヘやって来た
伝説が栃木県にあるのですが、ここ、皇都
にも天皇にまつわる地名「白馬」が
あったのだとか・・・


市役所の方に問い合わせ、調べていただき
ましたが、この地名は無いそうです




今も御前山に流れる皇都川を
見に行きましょう





道の駅の前を流れる大きな川は
那珂川です

土地勘の全くない観光客からすると
皇都川を見つけるのは難しかったです

案内の地図を見ていても、よく解らないので
道の駅の店員さんに聞き、現場へ

車に乗車したまま見られるところを
教えてもらいました

山の中の川でした



皇都伝説の名残、皇都川






御前岩ならぬ、御前木?発見


②につづく・・・





これは
秘話!高僧と女帝の間に生まれた子
の続編です

1 孝謙天皇は道鏡の子を産んでいた! その名は英親王!
もどうぞ


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