自画像が好きじゃなかった!ミケランジェロ展 | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまいです


上野の国立西洋美術館でやっている

「ミケランジェロ展 天才の軌跡」 に行きました


ミケランジェロ 
↑クレオパトラ なんですって

人にあげるために描いたそうで、とりわけ丁寧に描かれて
いるそうです

蛇っぽい感じ・・・
メデューサかと思った・・・





ミケランジェロの生きた時代・・・・

日本では戦国時代やってましたね刀







会場入ってすぐのところに、
ミケランジェロの自画像がありました

いやーそうに、しかめっ面で、こっちを、
めんどくさそうに見てくるオジサン・・・


見学そうそう、不愉快になります


このいやな顔・・・よく似た顔、誰かにそっくり・・・

 ゴッホだ



説明によると・・・・・

ミケランジェロは自画像が嫌いで、嫌々描いたモノなんだとか




日本のゴッホの山下 清(きよし)さん
(昔やってたドラマ「裸の大将」の人)は、
ゴッホの自画像を見て、
「せっかく、自分の顔描くのに、なんでこわい顔するのかな」
というようなことをおしゃってましたけど、私も同感です






ミケランジェロが書いた手紙がたくさん展示されてました


印刷物の文字のような、きっちりした字を書く人なんですね

改まったときでなく、身内に書いた手紙もきちっとしてましたよ

(きちっとした字が書けるのって、うらやましい・・・・)




「もっと制作を自由にやらせてほしい」とのお願いを
仲良しの教皇にしている、やりとりの手紙がありました

教皇の字の方が、おおらかで人間らしい字でした

手紙の紙質も、ミケランジェロの紙は、ざらざらしていて、
画用紙を使ったのかな?という感じ

対して、教皇の紙はコピー用紙までもいかないが、
きめの細かい、なめらかな紙でしたね






ミケランジェロのスケッチ、習作もたくさんあり、

そこいらじゅう、ミケランジェロも個人的に大好き だった、
男性のモリモリの肉体美だらけ

女性をテーマに制作するときも、人体のモデルは男性
でしたね

筋骨隆々の身体に、
乳房が取って付けた様に表現されたり ・・・・

ミケランジェロって、不思議なオジサンですね




彫刻が少なくて残念・・・

運ぶの大変だからかな・・・・
動かせないのもいっぱいあるのだろうし・・・・


彫刻、「奴隷」や「ラオコーン」のもだえ苦しみながらも、
うっとりしている様子が好きなんだけどな・・・・・







ミケランジェロ 
↑15歳のころ制作したんだそうです

すっごい じょーず



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