じんくんお墓参り3(秋田犬・伝説の漢リキ) | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまいです

じんくんファンの方、お待たせしました

ウチの愛犬、仁(じん)、秋田犬、6歳、

外で飼ってるオジサン犬

以下、じんくんネタ、お楽しみください






お彼岸にお墓参りしました


1、2に続き、こっちのお墓もね


こっちの祖父 は、私のウチで以前、飼っていた秋田犬が
大好きでした

なので
おじいちゃんに、じんくんを見せに行きました



お墓のメンバーの皆様、犬畜生を墓所に入れて
ごめんなさい 




ジン(仁)の前に飼っていた秋田犬の名前はリキ(力)

リーダータイプの強く美しい誇り高い完璧男(←漢)でした

子犬のころ捨て犬でしたが・・・



祖父は自分のウチにいるお嬢様犬のゴールデン・レトリバー
では満たされることのない男同士の絆を、
リキと深めていました

「犬ってゆうのは、こうゆうのがいいんだ!」と、たくましい
リキの肩をガシッと抱き寄せていました



リキは散歩中、ミミをピンッと立て、胸を張って、
凜として猛々しいオーラを放ち、
鋭い眼光で、足取りもトラのようでした

「散歩行くぞ!まいは、俺のヒモにつかまってないと!
散歩も一人でできないんだから、しっかりつかまってろよ!」
とリキは言ってました

私をはじめ、家族をひっぱりまわしたり、噛みついたりは
絶対にしない忠義に厚い、家族を守る犬でした

暗い夜道の散歩もリキとなら安心でした



闘いも無敗

(犬同士のケンカ・ときに対人




なので、リキのファンは、圧倒的に男性でした

特に、道行くガテン系、任侠系の方のハートを
メロメロにしてましたね

気安くリキに触ろうとする人も当然いませんし、「かわいい」と
言っていただけた覚えは無く、ほめ言葉は「かっこいい」でした




リキの話は止まらなくなるのでこの辺でやめます

「リキ最強伝説 」などは、また こんど・・・・










まるっきり正反対なのが、ジンなのです



秋田としての見た目はよくありません

ミミの角度といい、ヘラヘラした顔はハイエナそっくり



リーダーに頼りたい、従いたいタイプです

お尻を触ってもらいたいタイプです


リキと同じ種族とは思えない、くりくり おめめ

散歩の時も、常にぼーっとした緊張感の無い空気が漂って、
どぶ板につまずきながら、ウッキ ウッキと歩きます

気安く「触っても大丈夫ですか~」と言いながら、
すでに触られまくっているタイプです





(おじいちゃんが生きてたら、「うまそうな 赤イヌだな~」って
言われちゃうよ、じんくん・・・・・






でも、ジンもやっぱり秋田犬

忠義に厚いことは「忠犬ハチ公」で有名ですけど・・・

秋田犬は、闘犬の歴史があったり、
熊撃ちの猟師さん(またぎ)の相棒(またぎ犬)として、
熊と対峙したりと、勇敢なハートを持っています 

追い詰められると、秋田本来の「戦闘能力」を発揮します

番犬にはなります

ジンは意外に「強い」ことが最近、発覚


じん 
オジーチャン!
リキアニー ッテ ソンナニ カッコヨカッタノ?
ボクハ ダメ?



じん 
 アキタ ノ ホコリッテ ナ~ニ?



 じん 
オジーチャン リキアニー オシエテ!!
ボクモ カッコヨク ナリタイ・・・・




 
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