染師・まいまい です
私の学生時代に特別講義(メトロポリタン美術館学芸員の
先輩が先生として授業)でフランスに行く事があれば、
染め織りに関わる人間なら絶対観るべき と習った
タピスリー(タペストリー、壁掛け)「貴婦人と一角獣」
が、な、なんと国立新美術館に来てます
なので観てきました
1枚約300㎝×400㎝の6面作品
冷たい石造りのお城などのヨーロッパの建築に欠かせない
中世の温かなタピスリー
このタピスリーは、おめでたい絵なので、一層、空間が
華やいでました
会場に入ると、ぐるっと360度展示
華やぎと同時に、何人にも媚びない
毅然としたプライドにも圧倒されましたね
(印刷物より)
私が授業で習ったころには、誰が注文したか不明で、
いろいろな説があると教えられました
ですが
ここ最近、ほぼ確定したという事実にも驚いてます
ふんだんに織り込まれた紋章が誰のモノか解ったそうです
「貴婦人と一角獣」って名前じゃやだな
だって一角獣と対でライオンちゃんが頑張ってるんだもの
「ライオンと貴婦人と一角獣」がいいな
ライオンと一角獣のほかにも、たくさん動物がいますが、
顔がみんな人っぽいし、かわいいマンガっぽい
ライオンちゃん、ペコちゃん式に舌をテヘペロ
どう猛で捕まえられない一角獣ですが、純真無垢の乙女
には、デレデレしてイチャイチャと
よくなつく習性があります
・・・のわりに貴婦人の顔が・・・・・・・・
オバチャンくさい・・・
初々しさに欠ける・・・・
この大きい方のひと、仏像のポーズしてる
きいてたとおり、ミステリアス
本物に会えてよかったです