ダヴィンチ(ダビンチ)展・必見!見事な鏡文字 | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまいです


私も、皆さんに好評の展示の

上野の 大神社展、ダヴィンチ(ダビンチ)、ラファエロ を

観てまわり、頭がグルグルになってます





なるべく簡単な言葉で

自分の感じたままを述べます




ダビンチ展・・・

失礼、(ダ・ヴィンチ)発音良く



ダビンチ
入場口付近
金曜の夕方の様子

金曜だけは20時ごろまで開館してるのが助かります




ダヴィンチさんは、ミケランジェロ、ラファエロと同じ時代の人

(そのころ日本は戦国時代やってるあたり刀




展示物には、自身の「メモがき?」コーナーがありましたよ

びっしりと鏡文字がつまった、紙きれが忘れられません



また、よそゆきの文は「普通の書き方」してたのですね、

彼の中では「普通」ではなかったけれど



お父さんに宛てた手紙をあらたまって、書きづらい

「普通の書き方」で書いたものがありました



この行動、お父さんに対して、かなりの距離を感じますね

複雑な出生、生い立ち・・・

天才でも全てが満たされているな人なんていませんね・・・


ダビンチ 
この人、ダヴィンチさんの若い頃だと思ったら、違った
別人、音楽家、なんですって・・・




本人自作の絵画はあまり展示がなかったように感じます




もともと残した絵の数は少ないようなんですけどね


このダヴィンチさんという人、

絵の注文を受けたくせに、こだわりすぎて、気に入りすぎて

お客さんに渡すもんかなんて意味不明なことしてる、

面倒くさいオジサンです

(むかし、授業で習った)




彼のモノは完璧なモノだと解ってます  ですが・・・



作風は、よく言われるミステリアスを通りこし

重苦しさ 不気味さ 怨念 生きていない 不安

口が笑ってても、目が笑ってない


異様な感じがします




こんな風に感じるのは私だけ




彼の生い立ちを知ると、この違和感のわけが

いっきに解決され、納得させられてしまいました




私が幼いころ、叔母の部屋にモナ・リザのポスターがあった

のですが、モナ・リザと目が合ってしまうたび背すじが凍る

ので、極力見ないようにしてました


まるでへびメデューサへびがそこにいるようでした



薄暗いなか、目が合ってしまった日には・・・

キャーーーーーッッ


ダビンチ 
東京都美術館
ダビンチ 


おわり


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