(現在の速度が判らない「だけ」なので、気にしなければ問題は無いけれど)
△内部のパネルが日焼けで色褪せ、見映えが悪い。
(見映えだけの問題ですから)
というような理由から、メーターを取り替えてみることにしました。
購入先では、台湾風のカラフルな色遣いのパネルタイプと、
見慣れた国内向けカラー遣いのパネルタイプのものがありましたが、
シルバーの車体にカラフルメーターはどうかなあ、と思いましたので、
今回は国内仕様っぽい(地味な)方を選びました。
どちらを選んでも「120km/h スピードメーター」なのですが、
そのまま換装しただけでは、「速度」や「距離表示」に誤差が生じるのだそうです。
その対策として、フロントホイールの軸部分にある「スピードメータギアボックス」を
交換することが
勧められています。
※ 「スピードメータギアボックス」は、ご好意で手配されてメータに同梱されています。
※ 誤差なんて気にならない、作業は面倒で無理かなという方は、同梱をお断りして、
その分の値下げをお願いすることも出来るようです。
1.まずは スクリュを外し、スピードメータケーブルの接続を引き抜くようにして外します。

スクリュを外せば、スピードメータケーブルを引き抜けます。

引き抜いたスピードメーターケーブルを放置すると、写真のようにワイヤー状の芯部分が
滑り出てしまいますので、飛び出てこないように処理しておきます。

フロントアクスルナットを緩めます。
ナットは 19mm なのですが、緩めるのにかなり力が要りますから、
モンキーレンチの使用は避けたいところ。メガネレンチかソケットで。
注:サービスマニュアルによれば、ナットはこちら側ではなく、ブレーキディスク側でしたので、
以前の整備した際に間違えたようです。問題無いとは思いますが。

フロントアクスルナットが緩んだら、ひとまずフロントホイールを浮かせるように車体を固定します。
私はアンダーカバーの下に、物を挟み込んでホイールを浮かせましたが、アンダーカバーに
負荷が掛かるので、お勧めしません。

フロントアクスルナットを最後まで緩めて、フロントアクスル(ホイールを支えているボルト)を
抜き取ります。
抜いたらいきなりフロントホイールが落下する、ということは無いと思いますが、一応気をつけてください。

フロントブレーキパッドとフロントブレーキディスクが、完全に外れてしまわない範囲でずらします。
フロントホイールを車体から抜き取ってしまってもいいのですが、スピードメータギアボックスの
交換だけなので、今回はずらすだけに。
もし、ホイールを抜き取ってしまうなら、フロントブレーキレバーは動かないように、
そして動かさないようにしましょう。
理由のひとつは、油圧でブレーキバッドが締まって、ホイールを元の位置に戻すのに、
締まったブレーキバッドを開かなければならなかったりと、余計な作業が
増えてしまうことがあげられます。

「スピードメータギアボックス」を取り外します。
スピードメータギアリテーナなど、ギアボックスASSYの一部が車体側に残ることもありますが、
丁寧に取り外して、車体側に付いた汚れは綺麗に洗浄しましょう。

新しく取り付ける「スピードメータギアボックス」です。
内側の「スピードメータギアリテーナ」の形状が違います。
ゴムでコーティングされておらず、反り(かえり)部分が明らかに邪魔ですが、はめ込む外径や、
深さも同じサイズなので、反り部分だけを取り除くことにします。

加工後です。
今回は、ラジオペンチで反り部分を大まかに取り除き、ヤスリで形状を整えました。
変形だけ気をつければ大丈夫だと思います。
※ あとから考えれば、かなり乱暴な加工です。もう少し考えないと・・・・。

「スピードメータギアリテーナ」を、車体側へはめ込んでみました。
スピードメータギアリテーナのリップ部にグリスを塗布してはめ込み、さらにスピードメータギア歯面、
スピードメータギアボックス内部、摺動部にもグリスを塗布します。
径、奥行き、加工部分も大丈夫そうです。

スピードメータギアリテーナと、スピードメータギアの凹凸を合わせて組み付けます。
その状態を維持しながら、ずらしていたフロントホイールを元の位置に戻し、フロントアクスルを
通し入れます。
フロントアクスルナットで仮締めします。
この時、スピードメータギアボックスは写真のように、若干下向きになるようにします。

スピードメータギアボックスを、ストッパーに当たるまで回転させて固定位置に。

フロントアクスルナットを 59N.m (6.0 kgf.m) で締め付けて、作業終了です。
が、59N.m (6.0 kgf.m) ・・・・?
トルクレンチがあれば問題ないのですが、フロントアクスルナットは一応、ロックタイプで
緩みにくくなってますから、とにかく「手や腕」で力強く締めておけば「まあ」大丈夫ではないかと。
決して足で踏みつけたり、インパクトドライバでガンガン締め付けたりしますと、
壊れないとも限りませんから気をつけてください。



