不安になる。沢山語った日は不安になるのだ。だって、だって自信がないもの。どんなに良い言葉を使っても、話しても、聞いても、その話が刺さるか刺さらないかなんて分からないわけで。かと言って別に刺さって欲しいわけでもなく。何を求めて話したかは分からない。それはお酒のせいなのかなんなのか。不安だ。不安だから寝る。そして時間が過ぎるのを待つ。有難いことに人は最後の姿や少しでも過ごした時間内で良い気持ちになれば美しい記憶として残り、その人の印象をよく思わせる傾向があるらしい。結果的にこうじゃん。は、あまり好きではないが、それに頼るしかないのだ。だって、私は自信がないのだから。だから、前を向くしかない。次会った人、私の言葉を聞いて心が軽やかになる人により適切な言葉を話せるように、少しでも良い人生を生きるのだ。いうてもそんな人生を送れる自信もまたないのだが。