テーマは『余命』です。
素晴らしいイラスト!!!
今回を記念して参加してくださる
クリエイターさんにインタビューを
実施することにしました。
まずは、この方から!
──お名前をお願いいたします。
「藤白圭です」
(以下藤白と略)
──藤白さんは商業デビューし、ホラー作品などを書かれながら、文学フリマ活動も盛んな方で、
文学フリマに憧れていたけれど、一人では踏み出せず、藤白さんに「ご一緒したいです」とお声かけさせていただき、今回の企画と相成りました。
あらためて、ありがとうございます!
さて、このアンソロ企画を最初に聞いた時、どう思いましたか?
藤白「物凄く面白そう!
仲良しな作家さんにも声をかけてもいいかなぁ?
ジャンルを超えた作家陣、みんなで盛り上がって、いい本にしたい!と思いました」
──おお、前向きに考えてくださっていたんですね。嬉しいです!ちなみに『余命』というテーマを聞いた時はどう思われました?
藤白「『人は残された時間で何を思うのか。どう自分と向き合うのか』。
生きとし生けるもの全てのものが必ず直面する『死』に対するテーマは、少々重く感じました。
その半面、参加作家陣それぞれの価値観や個性が活かせるテーマでもあり、完成した暁には、心に響く一冊になるのでは?と思いました」
──アンソロジー用に書かれた作品のジャンルはなんですか?
藤白「ヒューマンホラーです」
──ヒューマンドラマならぬ、ヒューマンホラー!読者さんは「面白そう」と楽しみにされるのではないでしょうか。
お気に入りのシーンやセリフはありますか?
藤白「『自分が自分らしくいられるうちに、人生という舞台の幕を降ろしたかったのだ』です」
──素敵です。
読者さんは、わくわくですね。
普段書いている作品と何か違いなどありますか?
藤白「特にはありませんね〜」
──扉絵の絵師さんは、後から決まりましたが、決まってから、作品へ影響したことはありますか?
藤白「いえ、執筆する内容は決まっていたので、特にありません」
──イラストレーターさんへのご依頼は藤白さんがすべてやってくださって、こんなすごい一冊ができるのか、と驚きでした。
藤白さんの作品の扉絵も素晴らしかったですよね。
©︎うめ丸先生
扉絵を手掛けたうめ丸先生へひと言お願いいたします。
藤白「うめ丸先生は、デビュー作(当時は快紗瑠名義)である『HENTAI』のコミカライズから、お世話になっております。
いつも藤白の我儘な要望に応えてくださるどころか、要望以上の素敵なイラストを描いてくださるので、本当に感謝しております。
今後とも宜しくお願い致します」
──おお、長いお付き合いなのですね!
こうして引き受けてくださるって、素敵な関係を築かれているというのが伝わってきます。
そして、今回表紙の素晴らしさにも圧倒させたのですが、ぜひ、担当してくださったマカロンK先生へひと言。
藤白「実はテーマだけをお伝えし、自由に描いていただいたのですが……
本当に惹きつけられる素敵な表紙を描いてくださり、ありがとうございます!」
──なんと、テーマをお伝えしていただけだったんですね!思わぬ裏話です。
ではでは、書き終えての感想をお願いいたします。
藤白「まずは、『楽しかったー!! 書ききったぞー!!』
か・ら・の
『え……みんなの作品。クオリティ半端ねぇ……』
という不安と恐怖!
ホラー作家がホラーを感じた一幕でした」
──分かります笑
皆さんの作品のクオリティ、素晴らしかったですよね〜
では、最後に一言。宣伝も可ですよ!
藤白「はい。ジャンルの垣根を越えた豪華メンバーたちが、様々な角度から『余命』というテーマに挑む!!
異色アンソロジー本『余命』
心の琴線に触れる物語が詰まっております。
2023年1月15日
京都市勧業館みやこめっせ
文学フリマ京都7
にて、お手にとって頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します」
──さすが、座長!
ありがとうございます
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藤白さんは、『意味が分かると怖い話』(河出書房新社)をはじめ、様々な作品を書いています。
ぜひ、チェックしてみてください!