京都文学賞のシンポジウムを終えました✨

元新潮社編集長で現在、大学で講師をされている校條先生、芥川賞作家の藤野先生、私、大垣書店社長の順に並んでいます。

さてさて、このシンポジウムで
京都文学賞について情報が公開となりました。

今後、変更があるとは思いますが、

現時点で公開となっている概要をお伝えいたします。


『京都文学賞』(仮称)

京都を舞台、題材にした日本語で書かれた作品。
京都市外の作品でも、過去(時代もの)でも未来(SF)でも可。
ジャンル問わず。
プロ、アマ、住んでいるところ問わず。
(海外の方もOK)

「一般部門」
28000字以上、160000字以内
(400字詰原稿用紙換算で70枚以上、400枚以内)

「中学生・高校生部門」&「海外部門」
8000字以上、60000字以内
(400字詰原稿用紙換算20枚以上、150枚以内)

手書き原稿不可。
作品はメール等にてご提出していただく予定。
※作品のあらすじ添付

副賞は最大100万円(予定)
一般部門の最優秀作品は、協力出版社から出版予定。

また、読者が審査に参加し、作品を選ぶ『読者賞』も検討。

実施スケジュール(想定)

2019年
〜9月末日         作品募集
10月〜12月  予備選考
1月                     最終選考
2月〜3月          受賞作の発表
京都市内にて表彰式、交流会

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今後、京都文学賞に期待することを伝えることになったのですが、
(記憶を頼りに書くので、言葉はその通りではありません)

校條先生「継続は力なりと言いますが、やはり長く続いてほしいです。芥川賞・直木賞がまるで国家の文学賞のように持て囃されているのは、歴史があるからです。あれ、イチ出版社、文藝春秋の賞ですからね?続くというのは、やはりそれだけの力になるんです」

藤野先生「京都をユートピアのように書かれている作品はもとより、京都をデストピアとして描いていても、良い作品なら評価してほしいです」

(頷く一同)

私「毎年、みんなが楽しみにするような賞にしてもらいたいです。
あと、短編でも応募できるということで、良い短編作を集めた短編集を作ってもらいたいです」

校條先生「それは、『京都文学賞アンソロジー』ということですか?」

私「そうです。京都を舞台にした短編集ですから、新幹線の中で読んだり楽しめると思いますし」

藤野先生「それ良いですね〜」

大垣社長「たくさんの作家のアンソロジー本、それぞれの知り合いや親戚一同が買う……売れるやん……」←

一同「笑」

大垣社長「やっぱり、本屋ですから、売れることが大事で、現場の活性化につながる賞になってほしいと思います」

校條先生「大垣書店だけじゃなく、様々な書店さんが一緒に盛り上げてくれたら良いですね」

という感じで話していました。

さて、今回のイベントは、
市長の挨拶から始まり、
藤野先生のトークイベント、
その後のシンポジウムと
終始、和やかに楽しく進みました。

このような機会を与えてくださった京都市様、京都新聞様、大垣書店様に心より感謝申し上げます。


さて、話を戻しまして、


京都文学賞は、来年秋から作品募集予定です!
文士の皆様、今から準備に入りましょう!

今からプロットを練り、
春に第一稿を書き上げ、
夏の間、推敲!
秋に投稿!

なんて、笑

京都文学賞、書き手も読み手も一丸となって、盛り上げていけたら良いなと思います。

よろしくお願いいたします✨