本日は、私的に待ちに待った
アニメ京都ホームズ『先行上映会』の日でした。
客席は7〜8割埋まっていたのかな?
スカスカだったらどうしよう!
なんて思っていたので、結構な賑わいで嬉しいというか、ホッとしました。
司会者の方が、
「原作を読んでくれているという方〜」
と、挙手をお願いしたところ、
結構な方が手を上げてくださって、感激です。
さてさて、上映会がスタートする前、
私はというとコミックの秋月先生や編集さんと共に、一番後ろのプレミアムシート(関係者席)で待機をしていたのですが、
「今回、声優さんも最前列で映像を確認するので、良かったら最前列で観ませんか?」
と、スタッフさんからなんて素敵なお申し出が!
秋月先生と大喜びで最前列に移動したのですが、
一番前って、観にくいっ!
く、首が!
これなら、最後尾プレミアムシートの方が、きちんと映像を確認できるのでは?
いや、声優さんと並んで観られるなんて、そんな稀有なことはこの先ない!
(舞台でのトークも近くで観られるし!)
ということで、最前列で観ることにしました。
葵役の富田美憂さん、清貴役の石川界人さんが登壇し、トーク開始です。
富田さんは、葵と同じ三つ編みを入れた髪型で、とっても可愛いらしかったです。
彼女は作品をすべて読んでいてくださって、なんとご自身のお父さんも読んでくださっているとか!
石川さんは、作品の雰囲気を確認するために1巻だけ読んだけれど、あえて読んではいないと言っていました。
アニメと小説ではやはり違う部分があって、小説に思い入れを強くしてしまうと、アニメとの違いに苦しさを感じては、演技に支障が出てしまう。
アニメの家頭清貴を良いかたちで演じるために、あえて読まないようにしている。
ただ、一巻を読んで『こんなに詳しく骨董品のこととかを書いているんだ』と驚いた。
といったことを仰っていまして、それぞれに役に対する向き合い方があり、どちらもプロだなと感心でした。
富田さんは、葵のようにまっすぐで真面目な印象で、
石川さんは、プロとして向き合うスタイルを確立している感じがしました。
ご自身のことを「自分は清貴と違って頭が悪いので、難しい言葉や長い台詞が本当に大変でした」といったことを仰っていたんですが、
観ていると、本当に頭の回転が速いのが伝わりましたし、場を盛り上げられることができるムードメーカーで、今回のステージもとても楽しい雰囲気にしてくれました。
そんな和やかなトークが終わり、
そうして、スタートした
アニメ版京都ホームズ第一話。
※これは始まる前のデモ画面を撮らせてもらったものです。
プロットからシナリオまで全部チェックさせていただいたのですが、それだけにドキドキが止まらない。
いよいよ始まるという時に、
「うー、ドキドキします」
と小声で洩らした私に、
「大丈夫ですか?笑」
と、隣の石川さんが優しく(?)声をかけてくれたりしました。
アニメ版第1話、
こうして観ると結構もりだくさんでして
楽しかったです。
葵、清貴、上田、美恵子、店長、オーナー、円生と主要キャラが揃い踏み。
シナリオさんの凄さを感じたのは、あの台詞量をまとめられたのはもちろん、円生の関わらせ方ですね。
観た方にしか分からない話ですが、ラストに出てくる円生の場面をシナリオで確認した時、
「おお」
と感嘆の息が洩れました。
こんなふうにからめるとは、さすが!と。
そして円生演じる遊佐さんの迫力もさすがでした!
(そして贋作を持ち込んだ男の小物感!笑)
富田さんの最初、おどおどした雰囲気や、時折今時の女子高生っぽい感じになるところの演技が素敵で、
清貴の監修さんにビシバシ鍛えられた京都弁も素晴らしかったです!
すべてが終わって、アニメ会社セブンさんに、
「素晴らしく作ってくださってありがとうございます」
と、伝えたところ
「実はまだまだ修正していくんですよ💦
放送日には今日よりうんと良いものをお届けできますので」
なんて仰ってくださったので、さらに楽しみです。
劇場を出ると、
缶バッチ販売に列が!
何が出るかわからないガチャ方式(?)だったそうですが、好評だったようです。
ありがとうございます!
今回、リアル友達も観に来てくれていて、本当に喜んでくれて感激でした。
親友とはハグをして喜びを分かち合ったり、笑
また、たくさんの読者さんに、
「望月先生ですか?」
と、お声をかけていただき、握手などをさせていただきました。
本当にありがとうございました。
秋月先生や編集さんたちとの打ち上げで、
「石川さん、すごくトークを盛り上げてくださいましたね」
「石川さんって声は清貴だけど、中身は秋人みたい方でしたね〜」
なんて話してました。
編集さんたちは、皆男性だったんですが、
「俺、すごい石川さんのファンになった」
「うん、すげー気さくで良い感じの人だったよね」
と大変、男受けも良く、笑
その様子を見ながら、やっぱり秋人みたいだ、と思ったり、笑
今夜は本当に夢のようなひと時でした。
応援とご協力してくださったすべての方に心よりの監修を申し上げます。
本当にありがとうございました。